訪問日:2021年10月14日(木)
パティシエ ショコラティエ イナムラショウゾウ
東京都台東区谷中、JR日暮里駅より徒歩2分の近さにある、行列が出来る人気のフランス菓子店『パティシエ ショコラティエ イナムラショウゾウ』。
オーナーシェフは稲村省三さんで、経歴は公式サイトに詳しく書いてありました。
早稲田調理師専門学校卒業後に東京ヒルトンホテルへ入社。
退社後渡欧してスイス・ジュネーブのホテル「デ・ベルグ」、パリにある製菓店「エキュロイ」、「モデュイ」、「ダロワイヨ」などで修業をしつつ、スイスのリッチモンド製菓学校、フランスのルノートル製菓学校を卒業。
帰国後には株式会社ホテル西洋銀座に入社。
様々なコンクールでの受賞経歴も持ち、1993年に開催された世界大会のクープ・ド・モンドでは日本代表のチームリーダーとして活躍されたそうです。
2000年11月に上野桜木に「パティシエ・イナムラショウゾウ」、2008年2月には谷中に「ショコラティエ・イナムラショウゾウ」をオープン。
現在の店舗は「パティシエ・イナムラショウゾウ」と「ショコラティエ・イナムラショウゾウ」を業務統合し、2019年8月11日に『パティシエ ショコラティエ イナムラショウゾウ』としてリニューアルオープンしたものだそうです。
『上野の山のモンブラン』と『羽衣モンブラン』
こちらのお店のスペシャリテというのが『上野の山のモンブラン』というケーキ。
東京で人気のモンブランを検索したところ、こちらのお店がよくオススメで紹介されていたので、とても気になっていました。
そして丁度今の時期、毎年10月くらいは予約制で販売される期間限定商品『羽衣モンブラン』が登場するそうです。
こちらは現在公式サイトでも情報が出ないのか、店頭に予約開始日と販売期間が告知されるようです。
ファンの方が確認した情報をSNSで発信してくれたりなど、店頭以外でも知る方法はあるようですが、予約開始後はあっという間に売り切れるようです。
今年の分も9月29日に既に完売したという情報だけが公式サイトに掲載されていました。
せっかく10月に東京に行く予定があったのに、私は事前に存在を知らなかったため、今年の羽衣モンブランにはありつけませんでした。
しかしそれはまた来年以降の楽しみにするとして、今回は普通にケーキを買いに行くことにしました。
混雑状況
この日は平日の木曜日、お店には午前10時過ぎに訪問。
この時外待ちが1人いて、数分の待ち時間で入店。
メニュー・商品ラインナップ
店内は撮影禁止なのでショーケースの情報は残せず、公式サイトにも現在販売中のケーキの情報は掲載されていません。
今回は10月中旬の訪問でしたが、マロンショートやミルフィーユなどの栗系に、チョコ系のケーキが特に多かった印象。
価格は600円前後が中心です。
今回は目当ての「上野の山のモンブラン」と、特に人気という情報を目にした「ドームショコラ」を購入。
感想
【上野の山のモンブラン】640円(税込)
フランス産マロンのクリーム、生クリーム(スーパーフレッシュ)、天然バニラ入りカスタードクリーム、アーモンドのスポンジが層になったケーキ。
マロンクリームは薄く量は少なめ、ほんのりと洋酒が香り、甘さは結構強めに感じましたが、中の生クリームが甘さ控えめなのでバランスが良かったです。
栗だけでなくバニラが香るカスタードの味わいも強く、とてもまろやかなモンブランでした。
【ドームショコラ】640円(税込)
つやつやキラキラした美しいビジュアル、中はスポンジが土台で、チョコムース、ナッツクリーム、チェリーのシロップ漬けみたいなものが入っていました。
しっかりチョコが濃厚と思いきや、甘さは上品に抑えられと意外にあっさりとした後味のケーキでした。
また秋に東京を訪れるときがあれば、『羽衣モンブラン』が販売される時期を狙って再訪したいところ。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
フランス菓子 パティシエ ショコラティエ イナムラショウゾウ
03-3827-8584
東京都台東区谷中7-19-5
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