訪問日:2020年2月9日(日)
蘇州林

長崎新地中華街に店舗を構える人気中華料理店『蘇州林』。
オススメのちゃんぽん店を調べた際によく目にし、物産展など全国のイベントにも頻繁に出店している有名店。
創業は1970年5月。
現在は時津町に本社工場・売店があり、中華街には「ちゃんぽん・皿うどん店」と「長崎唐菓子店」の2店を展開しています。
今回はお土産を買いに、1987年2月にオープンした「長崎唐菓子店」を訪問。
実はこの日の前日に「ちゃんぽん・皿うどん店」に行き、そこでもお土産は売っていましたが、食後に色々回りたかったので荷物になると思い、改めて「長崎唐菓子店」へ。
「長崎唐菓子店」は店内での食事等はなく、お土産販売の専門店という感じです。
アクセス
混雑状況
この日は日曜日、お店には12時頃に訪問。
ランタンフェスティバル開催期間だったこともあり、中華街はかなりの混雑。
こちらのお店は先客1人のみと空いていました。
メニュー・商品ラインアップ



店内には普段見慣れない様々な中華菓子が並んでいて面白いです。
今回1番食べたかったのは、ランタンフェスティバルが開催される春節の期間限定で発売されるという「チョコ麻花兒(マファール)」。
定番の麻花兒にチョコをかけたシンプルなものですが、とても美味しそうなので気になっていました。
あとは普通の麻花兒や月餅などいくつか購入!
感想



【麻花兒】1本70円?
店内の写真には見当たりませんが、1本単位のバラ売りもあり、確か70円だったと思います。
一本一本手で編むようにして作るため、通称「よりより」と呼ばれるお菓子。
江戸時代の唐船入港と共に伝わったそうです。
また、そうめんのルーツになったという説もあります。
そうめんは中国より伝わった「索餅」という名前のお菓子が原型だそうですが、これが麻花兒に類似するとか。
かなり硬いお菓子なので、ソフトタイプも用意されており、どちらも購入。
通常タイプはゴリゴリと歯が痛くなる硬さですが、なんだかクセになる食感。
ソフトはザクボリという感じで、通常タイプより柔らかいのは確かですが、こちらも十分硬めのお菓子で、ソフトと言えるのかは微妙です。笑
味は素朴な甘さにほんのりと油の風味があって、なんだか懐かしい気持ちになる美味しさで好みでした。


【チョコ麻花兒】5本入500円
こちらも一応バラ売りがありましたが、袋で購入することにしました。
ベースの麻花兒は通常タイプと思われるゴリゴリ食感。
そして麻花兒に甘々のチョコは相性抜群で、これもまた美味しいです!


【月餅】1個200円
“満月の夜に丘の上で敵をあざむきつつ、夜明けまで宴を張り餅の中に伝令文をしのばせて連絡しあった”という故事からその名がついたという、面白い由来のお菓子。
今回は木の実と栗の2種類を購入。

木の実は中に蒸粉あん(小麦粉)、クルミ、ナツメ、カシューナッツ、ゴマ、モモ、リンゴ、パイン、レーズンと、様々なナッツとドライフルーツがたっぷり入っています。
皮はほんのり甘くしっとりとした食感。
中はドライフルーツの味わいに、ザクザクしたナッツの食感と香ばしさが広がり、独特でクセになる美味しさ。

栗の方は小豆餡の中に細かい栗がギッシリ入っていました。
ホクホクとした栗の美味しさが際立っており、栗好きにはハマるお菓子でした。
今回購入しなかったものの、店内の試食で食べた金銭餅や華林糖も美味しかったです。
蘇州林は中国菓子も皿うどんも美味しくて、好きなお店になりました。
また物産展やオンラインショップ等でも買ってみたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
蘇州林 長崎唐菓子店
095-825-6781
長崎県長崎市新地町13-17
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