訪問日:2021年10月14日(木)
和栗や
東京都台東区の谷中銀座商店街にて、2011年にオープンした『和栗や』。
こちらは生産量日本一という茨城県笠間市の和栗を使用した「和栗専門店」。
2021年春時点で、笠間市の岩間地区に約3haの自社農園を持ち、オーナーシェフ自らがモンブランを作りつつ、農園の管理運営にも携わっているとのこと。
年間90日近くは畑で農業を営み、農薬・肥料類を使用せず、畑に生える草を生かした「自然草生栽培」を行っているそうです。
お店で使われる栗は自社農園の栗と、同地域で収穫される厳選された栗のみを使用。
店舗は谷中の本店の他、上野に「和栗や 栗のIROIRO」、富ヶ谷に完全会員制という「Mont Blanc STYLE」というお店もあるとのこと。
アクセス
今回は本店を訪問。
場所は千駄木駅から徒歩4分、日暮里駅から徒歩6分の距離。
駐車場はコインパーキングになります。
プレミアムモンブラン「HITOMALU」
栗菓子、甘露煮、焼き栗、生栗、栗おこわ、栗アイス等、和栗のみを使用した様々な商品を販売しているそうですが、お店の代名詞という人気メニューが『モンブラン』。
こちらはイートイン限定で持ち帰り不可という、注文を受けてその場で作るスタイル。
モンブラン自体は通年提供を行っているそうですが、栗の時期である秋限定のスペシャルメニューというのがあり、私が特に食べたかったのが数量限定の『プレミアムモンブラン「HITOMALU」』。
こちらは数ある和栗の中で最も希少価値が高く、全国的に栽培量が少ない和栗の最高峰「人丸」を使用したモンブランだそうです。
去年は1日25食限定という情報をInstagramなどで目にしましたが、今年は正確には何食なのか公式サイトにも店頭のメニューにも書いてなかったのでよくわからず。
店頭での混雑緩和のため、今年は9月18日〜11月下旬頃まで整理券を配布しているそうです。
確実に食べたかったので、今回は朝からお店へ並びに行ってきました。
整理券・混雑状況
整理券配布のルールについてはお店の公式サイトに掲載されているので、行く前に予習をしておきました。
配布開始は10時頃の予定ですが、近隣への配慮のために9時前に並ぶのはお控えくださいとのこと。
この日は平日の木曜日で、9時ちょうどから並べるようにお店に向かっていたものの、着いたのは少し早い8時55分。
なんともう既に5人が並んでいて驚きました。笑
店前にはベンチがあり、6人くらいは座れそうだったのと、店の敷地内で並びが収まっているなら現状近隣への迷惑も掛からないという判断から、これで良いのだろうかとモヤっとはしましたが、並び始めることにしました。
9時になったら一気に人が押し寄せて10人以上に、9時半くらいで30人近く、この日配布開始となった9時50分の時点では40人以上になっていました。
整理券は代表者だけが受け取ることも出来、1人3枚まで。
席の案内時間を記載した整理券と、「HITOMALU」目当ての人はこの時点で注文をしておき、「HITOMALU」用の整理券も受け取ります。
私は席は11時24分案内の9番、「HITOMALU」の整理券は8番でした。
表示時間の10分前に戻るルールなので、11時14分まで時間を潰そうと、近くにある「イナムラショウゾウ」のケーキを公園で食べたり、ぷらっと散歩をしたり、お店に戻ったのは11時4分。
店頭のベンチに座っていたら店員さんが声を掛けてくださり、もう案内可能とのこと。
メニュー・商品ラインナップ
今回はプレミアムモンブラン「HITOMALU」の茎ほうじ茶セットを注文!
感想
【プレミアムモンブラン『HITOMALU』茎ほうじ茶セット】2000円(税込)
たっぷりのマロンクリームの中にはフワフワの生クリーム、軽い食感のメレンゲ系の生地、サイズは一般的なモンブランよりやや大きめに感じました。
マロンクリームは栗の密度が高くズッシリとした質感、香り高く濃厚ですが甘さはかなり控えめのため、栗そのままの味わいが際立ちとても上品。
器の周りに粉糖がまぶしてあるので、これを付けながら食べると好みの甘さに調整することが出来ます。
ほうじ茶も風味豊かでコクがありまろやか、モンブランとの相性も良く美味しかったです。
見た目以上に、たっぷりの栗を堪能した満足感があるモンブラン。
無事食べることが出来て良かったです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://www.waguriya.com/%E5%92%8C%E6%A0%97%E3%82%84-%E8%B0%B7%E4%B8%AD-%E6%9C%AC%E5%BA%97/
食べログ
和栗や 谷中店
03-5834-2243
東京都台東区谷中3-9-14
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