訪問日:2023年10月13日(金)
広島県三原市の名産「タコ」
三原市ではタコつぼ漁が盛んで、市内では色んなお店でタコを使った名物料理が楽しめます。
三原沖は水が綺麗で水温は一定、また広島県の中でも一番小島が多いらしく、餌になるカニやエビが岩場に沢山生息しているため、タコには絶好の住処のようです。
海流が速い三原の海域では、タコはしっかり岩に張り付こうと鍛えられ、身は締まって足は短く太くなり、味が濃く歯応えが抜群だとか。
旬の時期は6~8月。
三原市漁協では地元の「三原やっさ祭り」にちなんで、三原で漁獲されるタコを「三原やっさタコ」と名付けてブランド化を推進してるそうで、平成25年10月に特許庁に商標登録出願し、翌年2月末に認証されたとのこと。
毎年8月8日を「タコの日」と定めているそうで、タコの供養式や料理教室、音楽祭等のイベントを開催しているそうです。
和食処 登喜将
今回三原市でタコ料理を食べに訪れたお店が、広島県三原市城町にある和食料理・仕出し料理のお店『和食処 登喜将(ときしょう)』。
昭和43年に寿司・割烹店として座席数25席程の小規模店で開業。
平成9年に座席数90席(宴会場2室含む)の店舖として移転。
瀬戸内の旬の食材を使用し、特に三原のタコ料理に力を入れていて、「活たこの刺身」や「たこのやわらか煮」、芋の中にタコの旨味を封じ込めた「たこ入りじゃが芋饅頭」など、様々なタコ料理が楽しめるコース・単品料理を提供しています。
三原観光協会のサイトでタコ料理が楽しめるお店としてこちらが紹介されていたので、今回行ってみることにしました。
アクセス
場所は三原駅から徒歩7分くらいの距離。
駐車場は店舖東向かいに8台分、店舗横北側に3台分あるとのこと。
満車の場合は徒歩1分の市営駐車場の2時間分の駐車券がいただけるそうです。(※定食・セット料理注文の場合は除く)
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には13時20分頃に到着。
この時昼営業終了間近(L.O.13:30)ということもあって、先客2組くらいで空いていました。
メニュー・商品ラインナップ
メニュー写真は一部のみで、一覧は公式サイトに掲載されています。
今回はせっかくならタコ料理を色々楽しめる定食かコースを注文しようと思ったのですが、どうやらタコの刺身が品切れ?で提供できないのと、釜飯が提供までに35分くらいかかるとのこと。
この後の行程を考えると35分待つのは厳しそうだったので、今回は刺身も釜飯も入っていない『たこ定食』を注文しました。
感想
【たこ定食】2000円(税込)
内訳はタコの煮物、旨みそ鍋、天ぷら、ご飯、お吸い物、漬物、柿。
煮物は歯切れの良い柔らか食感で、甘辛い濃口の味付けがご飯によく合います。
天ぷらはタコ、カボチャ、ナスの3種類。
衣は少し油を吸ってフニャッとしていましたが、タコはプリプリと弾力のある食感。
旨みそ鍋の具材はタコの身3個、キャベツ、もやし、豆腐、ニラ、玉ねぎ、しめじ、えのきなど。
コクのあるピリ辛のつゆで美味しかったです。
お吸い物は上品な出汁の旨味が効きつつ、脂が乗ったプルプルの白身のアラが美味しかったです。
あと何気に柿がよく熟れていてとても甘く、良いデザートになりました。
一番食べたかったのは刺身なので、少し物足りなさは残りましたが、これはまた次回の楽しみにしたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
和食処 登喜将
0848-62-7393
広島県三原市城町3-2-7
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