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雲仙地獄名物『温泉たまご』!猫天国、猫の楽園としても有名!?【雲仙地獄工房】(長崎県雲仙市)

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訪問日:2024年2月10日(土)

目次

歴史ある温泉街「雲仙温泉」

長崎県雲仙市、標高700mの高地に位置する歴史ある温泉街「雲仙温泉」。

雲仙は今から1300年以上前の701年(大宝元年)に僧行基によって開山。

一時は真言密教の霊山として比叡山、高野山とともに天下の三山と称されていたとのこと。

温泉地としての歴史も古く、1653年(承応2年)に加藤善佐衛門が開いた「延暦湯」が雲仙温泉の始まりで、元来「温泉」と書いて「うんぜん」と読まれていた歴史を持つ地域。

1934年(昭和9年)に日本初の国立公園に指定され、現在の「雲仙」を使うようになったそうです。

泉質は強い酸性を示し殺菌効果がある硫酸酸性の硫黄泉で、温泉の最高温度は98℃、主成分は鉄イオン、アルミニウムイオン、硫酸イオン、リュウマチ、糖尿病、皮膚病に効果があり、群馬の草津温泉のお湯に似ているといわれるそうです。

明治時代後期から昭和初期にかけては、上海航路を使った多くの外国人が高原の避暑地として雲仙に滞在し、ゴルフやテニス、ダンスパーティを楽しむなどハイカラな温泉地として栄えてきたとのこと。

現在も旅館ホテルや国民宿舎、民宿などが立ち並び、春のミヤマキリシマ、夏の新緑、秋の紅葉、冬の霧氷と四季折々の美しい景観が楽しめる自然豊かな高原リゾートの温泉街として人気。

雲仙地獄工房

雲仙温泉街観光のメインスポットの代表格が「雲仙地獄」。

雲仙の古湯と新湯の間の白い土(温泉余土)に覆われた一帯は「雲仙地獄地帯」と呼ばれ、強い硫黄臭が漂う中、至る所から高温の温泉と噴気が激しく噴出し、まるで恐ろしい地獄のような景色が広がることから名付けられたようです。

大叫喚、お糸、清七など30余りの地獄があり、江戸時代にはキリシタン殉教の舞台となった場所としても世界的に有名で、殉教碑も建てられています。

2015年12月15日には雲仙地獄内6カ所を再整備し、休憩所や遊歩道を整備するなど、火山の鼓動を感じてもらえるような工夫を凝らし、見るだけでなく体感できる観光スポットを目指してリニューアルオープン。

「お糸地獄」そばには、足を置くと地熱や噴気が感じられる「足蒸し」、雲仙地獄で蒸した温泉たまごが味わえる「雲仙地獄工房」、テーブル・椅子席で周辺の地獄を見渡せる「雲仙地獄見台」の3施設からなる休憩所「雲仙地獄茶屋」を設置。

今回は観光メインで雲仙地獄を色々巡った後、こちらの「雲仙地獄茶屋」で休憩し、雲仙地獄で蒸した温泉たまごが味わえる『雲仙地獄工房』へ。

この卵は口伝で「1個食べたら、1年長生き。2個食べたら2年長生き。3個食べたら死ぬまで長生き」といわれており、秋の繁忙シーズンには1日に2000個以上売れる人気商品だそうです。

メニュー・商品ラインナップ

2個200円、5個400円、4個入のお土産箱400円で販売していたので、今回は2個を購入。

感想

黄身もしっかり固まったタイプで、特徴的な味や風味はあまり感じず、というよりこの場所一帯に硫黄臭がプンプン広がっているので鼻が利かず、普通のゆで卵との細かい味の違いはわかりません。笑

ただほんのり塩気が効いているような、塩無しでそのまま食べても美味しかったです。

そしてこちらの「雲仙地獄」ですが、地熱で温かいからかネコたちのたまり場になっており、なんと地獄ではなく「猫天国」や「猫の楽園」としても有名。

訪問時は2月の真冬だったからか、モクモクと噴出する蒸気の中でのんびりとくつろぐ、沢山の可愛いネコたちに出会えてとても癒されました。

ご馳走様でした!

公式サイト等

食べログ

雲仙地獄工房

長崎県雲仙市小浜町雲仙320 

https://tabelog.com/nagasaki/A4203/A420301/42008253

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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