訪問日:2022年3月17日(木)
焼豚玉子飯 白楽天
愛媛県今治市を代表するご当地グルメ『焼豚玉子飯』。
ご飯の上に焼豚、その上にさらに半熟の目玉焼きを乗せ、甘辛いタレで味付けしたとてもシンプルな丼物料理。
現在は廃業した中華料理店「五番閣」の従業員が食べる賄い料理として誕生したそうです。
当時は半熟の目玉焼きと焼豚の切れ端に焼豚の煮汁をかけていたそうで、厨房で人気だったことからそのままメニュー化されたとのこと。
その後「五番閣」から独立したお店がメニューに加えたことから口コミで話題となり、今治のソウルフードとして根付いたそうです。
今治焼豚玉子飯世界普及委員会によると、イラチで(気が短い事)料理が早く提供されないと我慢できないこと、旨い・安い・ボリュームがあるは当たり前という、今治人の気質にも合った料理だったそうで、現在では市内約60店舗ほどでメニュー化されているそうです。

「五番閣」から独立した1970年創業のお店『白楽天』の公式サイトによると、先代店主が開業と同時に、更に進化させたものを最初にメニューに登場させたと書いてありました。
お店が高校の近くにあったことから、瞬く間に育ち盛りの生徒達の間で人気になり、名物として広まっていったとのこと。
以前四国物産展で『白楽天』のものを食べたことがありますが、シンプルながらとても美味しくて、今治に行ったら必ずお店に食べに行こうと決めていました。
アクセス
場所はJR今治駅より徒歩8分くらいの距離。
駐車場は店舗前にありました。
混雑状況
この日は平日の木曜日、お店には18時40分頃に訪問。
満席ではありませんでしたが、店内には沢山のお客さんがいて混んでいました。
メニュー・商品ラインアップ




オススメはセットメニューですが結構量が多そうなので、今回は焼豚玉子飯を単品で注文。
感想

【焼豚玉子飯】825円(税込)
通な食べ方はお箸ではなくレンゲを使うそうで、オススメの手順は以下の通り。
①黄身を崩さないように玉子を半分に分ける。
②半分にしたら黄身を崩してぐちゃぐちゃに混ぜる。
③混ぜたら一心不乱に口に運ぶ。
④半分食べたらもう半分も同じ要領で食べる。
まず何より驚くのが、黒っぽく濃厚なタレの甘さ。
甘辛というよりは甘甘甘甘辛くらい甘さが際立つ独特な味わい。
これはかなり好みが分かれそうですが、個人的にはこれがクセになる美味しさで好きです。
愛媛は甘めの味付けが多いことでも有名ですが、ここの味付けはまた一段とパンチの効いた甘さです。笑
ただ甘ったるいだけでなく、胡椒がしっかりめに効いてアクセントになっているのが良いですね。

チャーシューはスライス状のものがゴロゴロ入っていて、タレと崩したトロトロの黄身がたっぷり絡み、ご飯が進みまくり。
ご飯の量も結構多く、単品でも十分お腹がいっぱいになりました。
翌日に同じく焼豚玉子飯の人気店「重松飯店」にも食べに行きましたが、個人的には白楽天の方が好みという結果でした。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
白楽天 今治本店
0898-23-7292
愛媛県今治市常盤町4-1-19
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