MENU

長崎名物『佐世保バーガー』といえばやっぱりBigManのベーコンエッグバーガー!【佐世保バーガーBigMan 京町本店】(長崎県佐世保市)

本サイトではアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

訪問日:2020年1月31日(金)

目次

佐世保バーガーとは

長崎県佐世保市のご当地バーガー「佐世保バーガー」。

佐世保は旧日本海軍の基地として栄えましたが、戦後は米海軍基地が置かれるようになったため、佐世保には様々なアメリカ文化がもたらされたそうです。

佐世保バーガーもその1つで、1950年頃に米海軍関係者から直接レシピを教わったことが始まりとのこと。

佐世保バーガーの定義は「地元食材を使い、注文を受けて作り始めるこだわりハンバーガー」で、2007年には認定制度を創設。

これは佐世保市の保健福祉部や旅行業界関係者などが、「独自性・主体性」、「信頼性」、「地産地消」、「手づくり」などの項目を基準に審査を行い、合格した店舗を『佐世保バーガー認定店』としています。

認定店以外でも「佐世保バーガー」を掲げるお店は存在しているそうですが、認定店舗では店頭にアンパンマンで知られるやなせたかしさんがデザインした「佐世保バーガーボーイ」のイラストが入った認定看板を設置しています。

BigMan

今回訪れたお店は、佐世保バーガー認定店であり、佐世保バーガーを代表する有名店として知られる『BigMan』。

食べログのハンバーガー百名店には2017〜2019年の3年連続で選出されており、2019年6月時点では西日本の店舗で1位を記録したとのこと。

創業は1970年。

『BigMan』の創業者である小倉豊さんは、沢山の支店を構え佐世保バーガーの発展に貢献したお店「らりるれろ」を創業した方だそうです。

『BigMan』は「らりるれろ」のハンバーガーを受け継ぎ、更に美味しくなるように試行錯誤を重ねて誕生したお店とのこと。

店名の由来は、創業者が昔観たフランクシナトラ出演の映画のワンシーンで、ある男がフランクシナトラに言った「Hey bigman!」(大した男だ!)という言葉にインスピレーションを感じ、自分もこういう風に言われる思われる男になりたいという思いを込めて名付けたそうです。

また、今では佐世保バーガーで定番のスタイルとなっている「ベーコンエッグバーガー」発祥のお店ともいわれています。

ベーコンエッグバーガーは、創業者がホテルの朝食で食べたベーコンエッグを、ハンバーガーにしたら美味しいに違いないと思って作ったのが誕生のきっかけだそうです。

特にベーコンにはこだわっており、全て佐世保市内にある自社工場で作る自家製。

厳選した豚肉を2~3日間塩漬けした後、塩抜き、乾燥の工程を経て桜の原木で7~8時間薫製し、延べ120時間をかけて作るそうです。

創業者は元々神戸の木村屋総本店で10年間修業をしたパン職人で、その時肉屋をしていた友人から「これからは日本人も今の何倍も肉を食べるようになる」と言われ、肉の無駄を出さない捌き方なども勉強したそうです。

その後佐世保に帰ってハンバーガー屋を始めたものの、当時お肉は贅沢品で、ベーコンも値段が高く、高い割に美味しくなかったとか。

そのため自分で作ろうと試行錯誤を重ね、自家製ベーコンを完成させたそうです。

このベーコンの美味しさには定評があり、BigManのハンバーガーだけでなく、ラーメン屋(MARU龍、らーめん砦)や焼肉屋(焼肉・しゃぶしゃぶ・すきやき 寿々)、イタリアン(レガロキッチン)のお店でも使われています。

ベーコンはバーガーセットなどと共に、オンラインショップでも購入が可能とのこと。

店舗は2020年5月に確認した時点で、上京町にある本店の他、エレナ大塔店、佐々店、四ヶ町アーケード店(4月30日より休業中)があるとのこと。

今回訪れたのは京町本店です。

アクセス

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

コメント

コメントする

目次