訪問日:2019年5月2日(木)
天文館むじゃき 白熊菓琲
全国的にも知名度が高い、鹿児島県の夏の風物詩であるご当地かき氷「白熊」。
「白熊」は削った氷に練乳をかけ、チェリーやレーズン、みかん、パイン、小豆、寒天など、色とりどりのトッピングを盛り付けたかき氷。
発祥の地である鹿児島市内を中心に、様々な喫茶店や飲食店で提供されています。


数あるお店の中でも、白熊で一番の有名店として知られているのが「天文館むじゃき」。
「白熊」という名前の由来については諸説あるといわれていますが、一説では「白熊」という名前や、現在のスタイルはこちらのお店が考案したといわれています。
天文館むじゃきの創始者である久保武さんが昭和22年に考案し、販売を開始したのは昭和24年のこと。
当時は今ほど具沢山では無く、白蜜、赤蜜をかけたみぞれ、蜜かけのようなシンプルなかき氷だったとか。
それからイチゴにミルクをかけると美味しかったことをヒントに、氷に練乳をかけることを思いついたそうですが、それでは甘すぎるので、改良を重ねた独特のさっぱりとしたミルクに仕上げたそうです。
彩りを加えるため、中にフルーツや十六寸豆を入れ、外側にはアンゼリカ、チェリー、レーズンなどをトッピング。
上から見ると、トッピングの配置が動物の白熊の表情に似ていることから「白熊」と名付けられたようです。
以前鹿児島に訪れた際もむじゃきの白熊は食べたのですが、メニューには色々な種類の白熊があるので、また行きたいと思っていたお店。
夜22時まで(L.O.21:30)と結構遅くまでやっているのも行きやすくて嬉しいお店。
夕飯後のデザートに食べに行くことにしました。
むじゃきの白熊のカップ製品は様々なお店で販売していますが、店内で食べられるのは本店と、2004年にオープンした支店のアミュプラザ店のみ。
今回は本店へ行きました。
アクセス
本店は天文館通駅より徒歩3分ほどの距離、アーケード商店街の中にお店があります。
本店は1階が白熊をメインに提供している喫茶店「白熊菓琲」。
2階には洋食レストラン、4階は居酒屋、地下は鉄板焼きと、むじゃきが運営している様々なお店が入っています。
混雑状況
この日はゴールデンウィークの木曜日、お店には20時半頃の到着。
この時店前には20人くらいの行列ができていました。
これだけ見ると待ち時間がかなり長そうですが、以前訪れた時も結構並んでた割にあっという間に入れたことを思い出し、今回も並んでみることに。
結果的にタイミングも良かったのか、10分かかったかどうかという短さで、あっという間に席に着けました。
メニュー・商品ラインアップ



メニューは白熊以外にも、パフェやサンドイッチといった喫茶店系のラインナップに、居酒屋メニューもあるのが面白いです。
何気にワッフルが気になります。
白熊はオーソドックスな白熊から、チョコやストロベリー、コーヒーなど、また抹茶や鹿児島らしい焼酎を使ったかき氷などもあります。
今回はコーヒー白熊を注文。
通常サイズはかなりボリュームがあるので、ベビーサイズでの注文です。
感想

【コーヒー白熊 ベビー】510円(税込)
ベビーサイズとはいえ、それでも1人で食べるにはなかなかの食べ応えがあるボリューム。
トッピングは上から寒天、マシュマロ、チェリー、プレッツェル、あとはプラム?
中にはみかん、パイン、十六寸豆。
自家製ミルクに苦味の効いたコーヒーシロップ、ミルク感が濃厚で甘さも強く、コーヒー味ですが白熊らしさは感じるかき氷。
外側はシロップ染みまくりですが、中はそこまで浸透しておらず、さっぱりといただけます。
普通の白熊も大好きですが、コーヒー好きなのでこちらの方がより好みかもしれません。
種類も豊富なので通いがいもあるお店、やっぱりむじゃきは鹿児島に来た時の定番の楽しみです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
白熊菓琲
099-222-6904
鹿児島県鹿児島市千日町5-8 天文館むじゃきビル 1F
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