訪問日:2021年5月2日(日)
盛岡じゃじゃ麺とは
「盛岡冷麺」、「わんこそば」と並び「盛岡三大麺」に数えられる、岩手県盛岡市を代表する名物『盛岡じゃじゃ麺』。
元祖といわれているのは、昭和28年(1953年)創業の「白龍(ぱいろん)」というお店。
初代である高階貫勝(たかしなかんしょう)氏が戦前に旧満州で食べてきた炸醤麺(ジャージャー麺)をもとに、盛岡に引き揚げてから盛岡の人に味を合わせるようにアレンジしたものが『盛岡じゃじゃ麺』の始まりだそうです。
特徴は茹でた温かいきしめんのような平打ちの太麺に、特製の肉味噌、キュウリ、ネギなどを全体によく絡め、酢やラー油、おろし生姜、ニンニクなどを加え、自分好みの味に仕上げていただきます。
麺を食べ終わった後は、器に卵を割って肉味噌を加え、茹で汁を注いでかき混ぜたスープ「鶏卵湯(チータンタン)」で締めるのが定番です。
あきを

今回『盛岡じゃじゃ麺』を食べに訪れたお店が、盛岡市の大通にある盛岡じゃじゃ麺専門店『あきを』。
2010年9月にオープンしたという情報を目にしました。
こちらのお店では煮豚、モツ、納豆などをトッピングした、アレンジじゃじゃ麺を提供しているのが特徴とのこと。
また深夜営業をしていたり、「チータンタン」を年中無料で提供しているのも嬉しいお店。
アクセス
場所は盛岡駅から徒歩13分くらいの距離。
駐車場は近隣コインパーキングになります。
混雑状況
この日は日曜日、お店には14時半頃に訪問。
この時店内には先客1人のみで空いていました。
メニュー・商品ラインアップ

せっかくなので普通のじゃじゃ麺ではなく、モツをトッピングした『モツじゃじゃ麺』を注文。
感想

【モツじゃじゃ麺 小】650円(税込)
器は麺を混ぜやすく、チータンタンをするのにもピッタリな深い丼が使われています。
最初は全体を混ぜてからそのままいただき、味見をしてから薬味や調味料を加えていきます。
味噌は赤味噌・黒ゴマ・挽き肉・野菜を練り合わせたお店の自家製だそうです。
麺はもっちりとした平打ちの太麺で、ちょっとうどんに近い食感。
味噌は胡麻が少し強めですが、そんなに濃くは感じない味わい。

卓上には自家製のラー油やお酢、一升漬(醤油と青南蛮)、ゴマなどがあり、丼の周りには生姜とガリが乗っていました。
個人的には酢を軽く効かせ、ラー油多めが好み。
一升漬を入れると辛味のパンチが効いて更に美味しくなりました。
〆の「チータンタン」はこちらのお店では略して『ちーたん』と呼ばれているようです。
一口ほど残し、箸を添えてお店の人に渡します。

食後の丼で汚い写真だったので見本写真を添付します。
味はラー油や塩、コショウなどを加えて好みで味付けるとのこと。
ふわふわの玉子が美味しいですが味は薄めなので、味噌と一升漬を足してみましたが、美味しく仕上がり良い〆になりました。
盛岡じゃじゃ麺はまだ白龍とこちらのお店でしか食べたことないので、今後もどんどん新規開拓し、食べ比べを楽しみたいところ。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
盛岡じゃじゃ麺 あきを。
019-653-5959
岩手県盛岡市大通2-3-7 CT33ビル 1F
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