訪問日:2022年7月22日(金)
はこだて柳屋

北海道函館市万代町に本店を構える、1949年8月に創業した和洋菓子店『はこだて柳屋』。
柳屋という店名には、風に吹かれてもしなりながら倒れない柳のように、時代に合わせたお菓子作りをしていきたいという思いが込められているそうです。
本店の他、現在テナントを含めた函館市内近郊の13店舗で営業しているという、長年地元に愛されているお店。
代表銘菓には「ロマネスク函館」や「いかようかん」などがあり、特に私が気になったのがこの『いかようかん』。
こちらは函館名物である「イカ」をモチーフにしたはこだて柳屋オリジナルのお菓子で、店内のディスプレイ用に作ったのがきっかけで1997年に発売された看板商品。
数多くのメディアに取り上げられ、第42回函館圏優良土産品推奨会にて奨励賞、第23回全国菓子大博覧会にて厚生大臣賞、第24回全国菓子大博覧会にて文化部門・名誉総裁賞、おみやげグランプリ2019にて各国審査員賞など、様々な受賞歴を持つとのこと。
通常柳屋本店でのみ販売している商品で、作るのに2日間と手間がかかることからお店にとって非常にコスパが悪いそうで、販売は1日50パイ限定。
すぐに売り切れることが多いので、電話での事前予約がオススメとのこと。
アクセス
駐車場は店舗のすぐそばにありました。
混雑状況
この日は平日の金曜日、開店時間3分前の8時27分にお店に来ましたが、既に開店していました。
この時店内には先客が2人のみでした。
メニュー・商品ラインアップ



取扱商品は公式サイトにも掲載されていて、ポケモンなどとコラボした商品もあるようです。
今回いかようかんの予約はしていませんでしたが、朝一なので問題なく購入可能でした。
朝から買い見本を確認したところ、いかようかんは結構サイズも大きいので、今回はこちらのみ購入。
感想



【いかようかん】1200円(税込)
求肥をコーヒー餡で包み、羊羹生地で「イカ」の形に見立てた、三重構造の工芸菓子とのこと。
賞味期限は1週間くらいでした。
しっかりイカの見た目をしていて少し怖い顔、箱に書いてある「けっして刺身にしないで下さい」という文言も面白いですね。笑
外側の羊羹生地は濃い茶色の見た目とは裏腹にあっさりした味わい、モチッとした少しかための質感。
中のコーヒー餡は香り高くて濃厚、モッチリとろける柔らかな求肥との相性良く、期待以上に美味しいお菓子です。
美味しかったので一気食いしたものの、1人で食べるには量が多く、2~3人で分けても満足出来る量かもしれません。
友人のお土産などに買って帰るとウケそうですが、味がわからなかったので今回は自分用に購入。
美味しいのもよくわかったので、次回函館を訪れた際は友人用にも買って帰りたいですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
はこだて 柳屋
0138-42-0989
北海道函館市万代町3-13
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