訪問日:2023年1月26日(木)
かばす亭
沖縄県那覇市の辻1丁目にある、沖縄の家庭料理や伝統料理を提供している居酒屋『かばす亭』。
「かばす」は沖縄の宮古島の言葉で「いい匂い」という意味だそうです。
公式サイトによると2013年5月に20周年を迎えたと書いてあったので、オープンは1993年5月のようです。
ゴーヤーチャンプルー、ラフテー、島らっきょう、アヒル汁、やぎ料理、ヘチマ料理など、観光客にも嬉しい沖縄名物を取り揃えたメニューラインナップ。
実は今回はこちらのお店の近くの「山原食いなぁ」というお店で、やぎの金玉を食べる予定だったのですが、残念ながらこちらのお店は営業しておらず。
近くでやぎの金玉を提供しているお店がないかを探したところ、こちらのお店にあるようだったので、急遽行ってみることにしました。
アクセス
場所はゆいレール「旭橋駅」から徒歩16分くらいの距離。
公式サイトには駐車場有と書いてありましたが、よくわからなかったのですぐ近くのコインパーキングに止めました。
混雑状況
この日は平日の木曜日、お店には21時過ぎに訪問。
この時店内は客入り2割くらいで空いていました。
メニュー・商品ラインナップ
今回の目当てはやぎの金玉でしたが、なんとこの時もう既に売切れ。
しかしメニューはどれも魅力的なので、せっかくなら今まで食べたことのない沖縄料理を食べてみようと思い、今回は『ヘチマ味噌炒め』と『アヒル汁』を注文!
ドリンクは『うっちん茶』を注文、お通しは魚のフライでした。
料理は注文から提供まで20分くらいかかったので、その間に色々メニューを見ていました。
お店のオススメメニューがまとめてあり、初訪問の私にとってはとても参考になるので嬉しいです。
多分モリンガを練り込んだと思われる、緑色の麺の「モリンガそば」が気になりましたが、とりあえず頼んだものを食べきって余裕があれば注文することにしました。
感想
【ヘチマ味噌炒め】750円
大阪で育った私にとって、ヘチマといえば小学校で育てたり、タワシになるというイメージが強いですが、沖縄では「ナーベーラー」といい、島野菜の一種として馴染みのある食材とのこと。
まずはヘチマ単体で食べてみましたが、ブヨブヨでべチョッとした、少しナスのような水っぽい食感。
しかし独特の青っぽいというか瓜っぽい臭いが結構強烈で、正直苦手でした。
しかし見た目の印象とは裏腹に、味付けは味噌の旨味が濃く他の具材と一緒に食べると臭いだけが良い感じに消え、とても美味しく楽しめました。
初のヘチマ、良い経験です。
【アヒル汁】1150円
こちらも沖縄ならではの料理という印象。
沖縄では古くからアヒルの肉は喘息や風邪に効く食材として食べられてきたそうです。
アヒル自体はマガモを原種とした家禽で、生物学的にはマガモと同種のようですが、食材としてはアヒルより「鴨」としての呼び名の方が馴染みがあります。
こちらのアヒル汁に使われているアヒルの種類はわかりませんが、沖縄では通常のものとは異なる、顔の真っ赤な皮膚が特徴の「観音アヒル」という種類が食用として飼育されているそうです。
シンプルな出汁の旨味が効いた優しい味付け、あっさりしていますが油は結構浮いてコクがあり、アヒル肉はホロホロした胸肉タイプのお肉が多めで、骨もいっぱい混ざっているので注意。
大根やニンジンなどの野菜はとろける柔らか食感、豆腐もいっぱい入っていました。
写真ではわかりにくいですが、器も大きくて中の具材も多く、1人で食べるとかなりお腹いっぱいになりました。
【うっちん茶】350円
初めて聞いた飲み物なので、つい注文。
どうやら「うっちん」は「ウコン」のことのようで、沖縄では古くから飲まれているご当地ドリンクのようです。
何も知らずに飲んだので、薬を飲んでいるとしか思えない衝撃的な味に震えが止まりませんでした。
結局アヒル汁のボリュームに満足し、2品しか食べられなかったので、「モリンガそば」は次回の楽しみにしたいと思います。
そして今度こそやぎの金玉を食らいたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
http://xn--igtm526j7nqb8v.com/
食べログ
かばす亭
098-867-8451
沖縄県那覇市辻1丁目14番18号
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