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日本各地でごく少数しか作られていない、”幻のフルーツ”と称される『ポポー』!【道の駅はくしゅう】(山梨県北杜市)

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訪問日:2023年9月15日(金)

目次

「ポポー」とは

バンレイシ科ポポー属に属する樹木の1種であり、北米東部原産という果実「ポポー」。

「ポーポー」、「パポー」、「ポポ」、日本では「アケビガキ」など様々な呼び名があるようです。

アケビのような楕円型、黄緑色の果皮に、果肉は黄色から薄いオレンジ色でねっとりした粘度の高い質感、トロピカルフルーツのような独特の香り、甘さの強い濃厚な味わいが特徴で、「森のカスタードクリーム」とも称されるそうです。

栄養価が高くビタミンC、食物繊維をたっぷり含み、マグネシウム、鉄、カリウム、カルシウム、リン、亜鉛など様々なミネラルも豊富。

日本には明治時代に入ってきたといわれていて、樹皮や種子、新葉にはアセトゲニンという殺虫成分を含んでいることから病害虫に強く、無農薬で栽培できる強みもありますが、収穫後の熟変が2~3日と早いために流通が難しく、商業的な大規模栽培はされずに地産地消型の果物になっているとのこと。

そのため「幻のフルーツ」ともいわれるそうで、日本では愛媛県大洲市長浜町や茨城県日立市十王町、静岡県静岡市、島根県邑智郡美郷町比乃宮、山梨県南巨摩郡早川町など、全国各地の数軒の農家のみで作られているようです。

アイスなどに加工しているものなら通年でも食べることが出来ますが、生の果実は9~10月頃が収穫期だそうです。

道の駅はくしゅう

今回9月に山梨県に来たので、どこかでポポーが売ってたりしないかなと、道の駅など農産物の販売コーナーを色々見て回っていると、偶然見つけてしまいました。

今回訪れたのが山梨県北杜市白州町にある「道の駅はくしゅう」。

2001年に開設された道の駅で、採りたての新鮮野菜や地元の名産品が並ぶ「ファーマーズマーケット」、地物野菜を使ったお料理と山梨の名物料理が楽しめる「かもしか食堂」、24時間利用できる名水百選に選ばれた白州の天然水を汲めるコーナーもあります。

私は元々蔵元八義直営の「天然氷のかき氷 道の駅はくしゅうエブリ前」が目当てだったのですが、こちらは残念ながら9月中は土日祝のみの営業だったようで食べられず。

しかし気になっていた「ポポー」に出会えたので、ここに来た収穫は十分にありました。

感想

こちらで売っていたものは小渕沢産と長坂産、いずれも北杜市内のようです。

食べ頃になると柔らかくなって独特の甘い香りが出てくるそうで、黒黄色で傷み始めたかな?と思うくらいのタイミングが食べ頃だそうです。

皮は熟すと手でも剥けるそうで、薄くスライスしたり、スプーンですくって食べるとのこと。

買った時点で少し黒いシミのようなものがあり、車内中にポポーの甘い匂いが充満していたので、これは既に食べ頃かなと思い、その日の夜にいただきました。

冷やして食べた方が美味しいのかと思ったのですが、苦味が出る場合があるそうで常温がオススメとのこと。

確かに簡単に皮が剥けて、種もゴロゴロ入っていましたが、果肉も柔らかくて食べやすかったです。

ねっとりとした口当たりに、うっすら独特な生臭さも感じましたが、甘さが強く濃厚な味わい。

最近沖縄で食べた、「アテモヤ」や「シャカトウ」にも似ているなと思いましたが、後で調べるとこれらもみんなポポーと同じバンレイシ科に属する果実だったようです。

収穫時期になるとネットで購入できるところもあるようなので、また一度取り寄せなどもしてみたいところ。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

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食べログ

道の駅 はくしゅう

0551-20-4711

山梨県北杜市白州町白須1308 

https://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19001068/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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