訪問日:2023年9月11日(月)
だるま弁当
群馬県高崎市の名物駅弁として知られる、「だるま」をかたどった容器を使用した「だるま弁当」。
製造販売しているのは「高崎弁当株式会社」。
上越線が開通したことをキッカケに、明治17年(1884年)に創業し、おにぎり弁当の販売を開始。
「だるま弁当」は昭和35年(1960年)に発売された商品。
毎年1月の6・7日に、高崎市郊外の少林山達磨寺で開運縁起の目なしだるまが売り出される「だるま市」が開かれることから、この縁起ものにあやかり駅弁の容器に取り入れて誕生したそうです。
発売当初は瀬戸物の容器を使用していたそうですが、持ち運びの便利さや衛生面の関係上、現在はプラスチック製の赤い容器に変わっています。
「だるま弁当」以外にも、「鶏めし弁当」や「上州舞茸弁当」、「特製幕の内弁当」など、他にも多数の商品を販売しています。
私は旅行では車移動が中心でほとんど電車に乗りませんが、ご当地ならではの駅弁を食べるのは大好きで、こちらの「だるま弁当」も気になっていました。
駅弁屋 上州2号店
「高崎弁当株式会社」の公式サイトを見ると、駅弁販売所として掲載されていたのが、JR高崎駅の改札内にあるお店「駅弁屋 上州2号店」と「駅弁屋 上州3号店」。
高崎弁当本社での購入も可能だそうです。
Wikipediaによると、元々JR高崎駅構内での販売は「日本レストランエンタプライズ (NRE、現JR東日本クロスステーション) 」との合弁会社「株式会社NREたかべん」によって行っていたそうですが、全株式をNREに売却し、NRE完全子会社の「株式会社NRE高崎サービス」となって高崎弁当との資本関係は無くなったとのこと。
「駅弁屋 上州2号店」と「駅弁屋 上州3号店」は現在「株式会社JR東日本クロスステーション」が運営しているようです。
改札口に隣接していた「駅弁屋 上州1号店」もありましたが、こちらは2023年8月31日に閉店したとのこと。
元々1号店に行くつもりでしたが、訪問当時既に閉店してしまっていたので、仕方なく150円の入場券を払って改札内に入り、今回は『駅弁屋 上州2号店』で買うことにしました。
メニュー・商品ラインナップ
感想
【だるま弁当】1300円(税込)
内訳は茶飯、山菜きのこ煮、穂先竹の子煮、椎茸煮、コールドチキン、鶏八幡巻、花豆煮、黒こんにゃく、赤こんにゃく、栗、山くらげ、小ナス漬け、山ごぼう。
山の幸を豊富に使い、普茶料理(中国風の精進料理)のように調理し盛り付けたお弁当とのこと。
ちなみに容器は食後に貯金箱として利用できるそうです。
ご飯はほんのりと優しい醤油ベースの味付け、おかずは優しそうな見た目の印象より濃いめの味付けで良いおかずになります。
特に香ばしい鶏八幡巻と、シャキシャキと食感の良い山菜きのこ煮、穂先竹の子煮が好みで美味しかったです。
今回は朝食としてこちらの駅弁を購入しましたが、量も手頃で朝食にもピッタリのお弁当でした。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
駅弁屋 上州 2号店
027-327-9790
群馬県高崎市栄町1-25 JR高崎駅
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