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中華料理と赤い缶でお馴染み、あの『味覇(ウェイパァー)』を使った奇抜なソフトクリーム!【泰安洋行】(長崎県長崎市)

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訪問日:2024年2月8日(木)

目次

長崎新地中華街

横浜中華街、神戸の南京町中華街とともに、日本三大中華街と称される、長崎県長崎市の「長崎新地中華街」。

東西南北あわせて約250mの十字路に、中華料理店や中国菓子、中国雑貨など約40店舗が軒を連ねていますが、横浜・神戸の両都市に比べると規模は小さめ。

しかしその歴史は安政の開国により開港し、明治期に発展した2都市よりも遥かに古く、成り立ちも実に独特といわれており、詳しくは長崎新地中華街の公式サイトに以下のように書いてありました。

元禄時代、日本の鎖国政策のなかで唯一海外交流の窓口だった長崎。
中国との貿易が盛んに行われた江戸時代、オランダ人の住む出島と同様に、中国人についても居留地が設けられました。
居留地は唐人屋敷(唐館)と呼ばれ、総面積約9,360坪、役人詰め所や大門、二の門、住宅、市場、関帝廟、土神堂、観音堂などがあり、高い練塀をめぐらせ、出入りは出島と同様厳しい制約がありましたが、中国人たちの出入りは比較的自由でした。
当時市内に在住していた中国人は1万人ともいわれ、同じ時期の長崎市の人口が6万人でしたから、たいへんな数の中国人でした。
また、貿易でもたらされた中国船からの積荷は、五島町や大黒町の海岸の荷蔵に納めていましたが、1698年の大火で荷蔵が喪失します。
そこで、二度とこのようなことが起きないようにと、唐人屋敷前面の海面3,500坪を埋め立てて隔離された荷物倉所を造りました。
この場所は新しくできた場所、という意味で、「新地」や「新地蔵所」と呼ばれました。
明治維新後、唐人屋敷とともに新地蔵所も廃止となりました。
長崎華僑たちは港に近い新地蔵所跡地に移り住み、長崎独特の中国人街を作っていったのです。
中華街の四方にそびえる色鮮やかな中華門は、新地中華街商店街振興組合の人たちが横浜・神戸と並ぶ中華街に発展するよう願いを込めて、本場中国福州市から資材を取り寄せ、職人を招いて築造したものです。
東、北、南門は高さ、幅とも9メートル、西門は高さ9メートル幅4メートル、屋根瓦は中国製、昭和61年4月に完成しました。
門の裏側には東門では青龍、西門は白虎、北門は玄武(亀と蛇)、南門は朱雀と門を守る神が彫られており、各門は正確に東西南北を示す方角に位置しています。
これは、古代中国の地相占い風水に基づくものです。
銅座川に面する北の玄武門は水を呼び込むとされ、湊公園へと開かれた南の朱雀門は火を呼び込むとされています。
そして鬼門の北東には、華僑の菩堤寺である崇福寺があり、邪気を封じています。

長崎新地中華街について

食べ歩きや買い物が楽しいのと、冬の風物詩ランタンフェスティバルではメイン会場の一つにもなり、華やかな装飾とランタンがとても美しく、長崎を訪れた際は必ず立ち寄るお気に入りスポット。

泰安洋行

※外観撮影忘れのため中華街の公式サイトより

今回訪れたのが、昭和23年に長崎新地中華街にて創業したお店『泰安洋行(たいあんようこう)』。

中国雑貨や食品、長崎土産など、様々な商品を取り扱っているお店ですが、今回の目当ては本場の中国茶を味わえるカフェ。

しかし残念ながら営業時間は15時30分(オーダーストップ 14時45分)までだったようで、完全に過ぎていました。笑

実は中国茶以外にもう一つ目当ての商品があり、それが「味覇(ウェイパァー)」味のソフトクリーム。

「味覇」は赤い缶に入っているのが特徴の、中華料理などでお馴染みのあの調味料。

それをソフトクリームに使っているとは・・・これは他には無いなかなかの珍グルメだと思い、ソフトクリームだけでも食べていくことにしました。

アクセス

場所は新地中華街駅から徒歩3分くらいの距離。

駐車場は近隣コインパーキングを利用。

混雑状況

この日は平日の木曜日、お店には15時50分頃に訪問。

この時店内にはチラホラお客さんがいるくらいで特に混雑はありませんでした。

メニュー・商品ラインナップ

ソフトクリームは店頭で販売。

目当ての「味覇ソフト」は「初級」と「上級」があったので、初めてですが「上級」を選択し、攻めてみました。笑

感想

【味覇ソフト(上級)】430円(税込)

見た目は普通のミルクソフト。

しかし一口食べるともう・・・舌がビリビリするくらい、ガツンと効いた塩味と旨味が突出しすぎて甘味が行方不明。

正直かなり歪な味わい。笑

ミルクベースに旨味を効かせたものは牛乳スープやシチュー的な感じで案外イケるかも!と思っていましたが、初級すら食べずいきなり上級に挑戦した私には「味覇」の主張が強すぎました。笑

しかし食べ進めていくうちに、味覇の塊のようなものがまばらに入っていることに気付き、混ぜてみるとガツンと効いた味覇味がまろやかに。

とはいえこれで美味い!とはならず、マシになったというところではありますが、何とか最後まで完食出来ました。笑

味は好みにハマらなかったのですが、他では得られない経験であることは間違いなく、結果的に良い思い出になりました。

次回改めてカフェの営業時間に再訪し、帰りには初級を食べたいと思っています。笑

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

http://sabo.taianyoko.com/

食べログ

泰安洋行

095-821-3455

長崎県長崎市新地町10-15 2F

https://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42008208

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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