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大月市の家庭で親しまれてきた冬の郷土料理『おつけだんご』!【古民家麺処 かつら】(山梨県大月市)

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訪問日:2024年12月7日(土)

目次

おつけだんごとは

「おつけだんご」とは、養蚕が盛んだった山梨県大月市の農家で冬を中心に食べられてきた郷土料理で、江戸時代からの歴史があるといわれています。

基本形は旬の野菜を煮た味噌汁の中に小麦粉の団子を入れたもので、すいとんなどに似ている料理。

家庭によって味噌や醤油、塩などの味付けや、団子が家庭によって異なるそうで、おふくろの味として親しまれているとのこと。

名前の由来は「大月の団子汁」がなまったという説や、味噌汁のことを「おみおつけ」ともいうことから、「おつけの中の団子」で「おつけだんご」と呼ばれるようになった説などがあるようです。

地元の有志では「大月市おつけだんごの会」が結成され、「おつけだんご」を通じたまちおこしも行われており、「B-1グランプリ」への出場や、「おつたろう」、「おつけちゃん」というマスコットキャラクターも誕生したとのこと。

市内の飲食店でも提供されており、最新のものはネットを検索しても出てこなかったのですが、大月市の商工会が発行する「おつけだんごMAP」もあるようです。

古民家麺処 かつら

今回訪れたお店が、大月市の大月駅前にあるお店『古民家麺処 かつら』。

創業年などお店の詳しい情報については調べてみてもよくわからなかったのですが、元々は「京風らーめん かつら」という名前だったようで、リニューアル後に今の店名になったようです。

「おつけだんご」の提供店を調べてみると、こちらのお店が紹介されていることが多かったので、行ってみることにしました。

実は夏に一度行こうとしたことがあるのですが、電話で提供しているかの事前確認をした際、冬季のみ限定で提供しているそうなので、改めて冬に念願の初訪問。

アクセス

場所は大月駅のすぐ目の前で徒歩1分以内の近さ。

駐車場は駅前に30分無料のコインパーキングがあったので、そちらを利用しました。

混雑状況

この日は土曜日、お店には11時50分頃に到着。

本来は11時半からのようですが、この日は店頭に12時からになりますという張り紙があったので、少し待ってから12時過ぎに再訪。

この時先客は5人家族の1組のみですんなり入れました。

メニュー・商品ラインナップ

メニューはラーメン・うどんがメインで、この時期のオススメは「田舎うどん」、「おつけだんご」、「しょうゆらーめん」。

特にお店の名物メニューになっているのは「おつけだんご」と、餅入りの餃子という「大月ぎょうざ」だそうです。

今回は迷わず目当ての『おつけだんご』を注文!

感想

【おつけだんご】980円(税込)
(メニュー説明)
大月の地味噌と麹味噌を合わせた味噌汁に、大根、人参、ごぼう、しめじ等の野菜とよく練った小麦粉を小判型にした団子を入れ煮込んだ具沢山の味噌汁です。ヘルシーで懐かしい味をお楽しみください。

よくお出汁の効いた優しい味噌味で、具材は特に大根が多く、他にもかいわれ、人参、里芋、ごぼう、しめじ、ネギなどが入り具沢山。

団子はペタンとした平たい形状で、伸びや弾力はなくモチッと歯切れの良い食感。

体が温まるヘルシーな料理で、美味しく楽しめました。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

http://kominkatsura.com/

食べログ

古民家麺処 かつら

0554-22-1080

山梨県大月市大月1-2-7 

https://tabelog.com/yamanashi/A1905/A190501/19001018

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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