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『元祖流しそうめん発祥の地』を掲げる、大人気の流しそうめん食べ放題! 【阿弥陀ヶ滝荘】(岐阜県郡上市)

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訪問日:2023年8月11日(金)

目次

阿弥陀ヶ滝荘

岐阜県郡上市の白鳥町にある、「元祖流しそうめん発祥の地」を掲げるお店『阿弥陀ヶ滝荘』。

店名の「阿弥陀ヶ滝」は、お店の近くにある落差約60mの滝。

日本の滝100選や岐阜県名水50選に選出され、東海一の名瀑と称されるそうです。

室町時代天文年間に白山中宮長瀧寺の僧が護摩修行中、阿弥陀如来が現れたことからその名がついたといわれているそうです。

流しそうめんの元祖には諸説あるようで、他に有力な候補とされているのが、宮崎県西臼杵郡高千穂町の高千穂峡にあるお茶屋「千穂の家」。

こちらは昭和30年(1955年)に創業。

当時の新聞各社の支局員が屋外でそうめんを湯がき、高千穂峡の冷水にさらして食べ、涼を得たという事を記事したそうで、その新聞記事を見た千穂の家の社長が、試行錯誤の末に生み出したといわれているそうです。

『阿弥陀ヶ滝荘』は昭和37年(1962年)に創業という情報が出てきました。

こちらのお店で流しそうめんが誕生した背景については調べてみてもよくわからなかったのですが、「元祖流しそうめん発祥の地」という石碑が設置されていて、元祖の有力説として知られています。

私は宮崎の「千穂の家」には行ったことがあり、その時に他にも元祖の候補があると『阿弥陀ヶ滝荘』について知り、いつか行ってみたかったお店。

夏季限定の営業のようで、今年は5月1日から営業が開始したとのこと。

いつ頃までか正確にはわかりませんでしたが、去年は10月10日で終了していて、営業情報についてはInstagramで発信されます。

アクセス

お店の近くに駅は無く、今回は車での訪問。

公式サイト等が見当たらないので正確な情報は不明ですが、お店の近くの駐車場10台分くらい?は無料のようです。

満車の場合は徒歩5分くらい離れた場所、Googleマップで見ると「滝茶屋」と書いているあたりに500円の観光駐車場があります。

混雑状況

この日は祝日の金曜日、お店の近くには9時15分くらいに到着。

この時既に観光駐車場も結構車で埋まっていて、お店の近くはまず間違いなく満車だと思い、サクッと有料駐車場に止めてお店に向かいました。

お店の方に進んでいくと、案の定お店近くの駐車場は満車。

駐車場からお店までは上り坂が続き、店舗前は山道のようになっていて少しハード。

開店40分前の9時20分過ぎに着いたところ、既に100人以上いるのでは?というくらい、あらゆる席が人で埋まっていて大混雑。

ちなみにこちらのお店は事前予約不可で、当日受付限定。

並んでいるわけではなく、各々が自由に椅子などに座って待っている感じ。

記名制なのかな?と名簿を探しても見当たらず。

数字の書かれた整理券を持っている人がいたので、通りかかった店員さんにどこで受付をするのか聞いてみたところ、「お待ちください!」と言われただけで、結局よくわからず。

仕方ないのでレジのところに行って聞いてみたところ、普通に整理券がもらえました。

この時私が貰った整理券が40番。

1人に1枚ではなく1組で1枚、2人のカップルや、3~4人の友達連れ、4~6人の家族連れなど多いので、この時点での待ち客はやはり100人を超えてそうです。

そして私が整理券を貰ってすぐに、早めに番号順に受付を開始しますという説明があり、順番に注文と会計を済ませて案内開始。

案内された方は少し経ってから流しそうめんを食べ始めていました。

お店の営業時間は10時からなので、この日はかなり早めですね。

そして案内をしている間も次々に人が訪れますが、さっき整理券を受け取ったレジでは整理券を貰ったお客さんの受け付けをしているので、新たに整理券は配布せず、一旦並んで待つ形で行列を形成していきます。

列の後ろの方のお客さんは、自分は行列に並んでいるのに、前の方には整理券を持って案内されている人もいて、一体何をどうしたらいいのかわからず混乱している感じの人が多かった印象。

後のことはちゃんと見ていなかったのですが、最初に整理券をもらった人を案内した後、並んでいる人たちも順番に整理券を受け取っていたと思います。

祝日ですしお盆休みが始まったタイミング、特に混雑する日なのは間違いないですが、それにしても凄まじい人気ですね。笑

私の40番は、案内が始まった9時20分から更に40分弱くらい経過した10時前に順番が来ました。

一旦注文と会計を済ませ、そこから次は席が空くまでに受け取る別の整理券をもらい、更に7~8分くらい経ってようやく流しそうめんの席に案内していただきました。

メニュー・商品ラインナップ

流しそうめんは850円(税込)で食べ放題、つゆは1杯のみでもちろん持ち込みは禁止。

他にも岩魚の塩焼きや山菜朴葉めし、炭火焼だんごなど、山のお店ならではのメニューが揃っています。

流しそうめん

↑もしかしたらサムネが表示されないかもですが、クリックしたら動画が見れます。

こちらのお店の流しそうめんは高千穂で食べた竹樋を使ったものとは異なり、石板で作られたコースを循環するスタイル。

沢山の人と相席し、みんなで箸を入れるので衛生面が気になりますが、そうめんを取るのは黒いプラスチック箸、食べるのは割り箸というルール。

全員がルールを守れば、口を付けたものは入らないようになっています。

みんな一斉にそうめんを食べていますが、店員さんがどんどん追加して流してくれるので、常にある程度の量が流れ、私の滞在中は麺が尽きる瞬間は全く無かったです。

つゆは香ばしいゴマの風味が効いていて、少し甘めの濃口。

薬味にはショウガではなくワサビが使われているのも独特、これがまた相性が良くとても美味しいです。

ちなみにそうめんは全ての麺が同じかはわからないのですが、「北勢手延素麺組合 二見乃糸」と書かれた箱が置いてありました。

つゆは最初結構濃いめだったので、水をしっかり切ってからつゆに浸して食べるように注意すると、大量に食べても薄くなりすぎず1杯でも楽しめました。

せっかくなので『炭火焼だんご』450円(税込)や『岩魚の塩焼き』600円(税込)も注文。

だんごは濃厚な味噌ダレで香ばしいモチモチ食感。

岩魚の塩焼きはタイミングが悪かったのか、提供までに30分以上とかなりの時間が掛かりました。

塩味しっかりでパリッと香ばしい焼き加減、サイズは小ぶりながら満足の美味しさです。

そういえば食後に気付きましたが、お冷のサービスはなかったので、何かドリンクを買っておけば良かったかもです。

退店時の10時半頃には、行列だけでもどれだけいるのか不明なレベルでしたし、何より駐車場まで戻ると、満車で駐車待ちの車の渋滞が出来ていました。

今回はすんなりとはいかなかったものの、それでも開店時間の40分前に到着したことで、比較的早くに食べることが出来て本当に良かったです。

もしお盆など混雑が予想される時期に訪れる際は、絶対、絶対に開店前、出来れば1時間以上前をオススメします!

10時以降に着こうものなら、大変な思いをすることは間違いありません。笑

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.instagram.com/amidagatakisou/

食べログ

あみだが滝荘 流しそうめん

0575-85-2738

岐阜県郡上市白鳥町前谷1106-1-2 

https://tabelog.com/gifu/A2102/A210205/21007810/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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