訪問日:2023年5月3日(水)
栗の生産量日本一の茨城県
栗の栽培面積・出荷量ともに全国第1位という茨城県。
栗の歴史はとても古く、縄文時代の遺跡からも多くの栗が出土しているそうで、茨城県では明治30年頃から栽培が始まったとのこと。
県内各地で広く栽培されていますが、主な産地は笠間市・かすみがうら市・石岡市など。
早生・中生・晩生と種類によって収穫時期が異なりますが、茨城県では9月上旬~10月下旬が収穫期とのこと。
甘味の強さや風味の豊かさ、加工に向いているかなど品種によって特徴も様々、茨城の栗の代表的な品種は丹沢・ぽろたん・利平・筑波・銀寄・石鎚・岸根など。
栗の名産地 笠間市
今回訪れたのは茨城県の栗の産地の中で栽培面積が最も大きく、全国でも有数の栗産地として知られている笠間市。
笠間市では「日本一の栗産地づくり」と称して笠間の栗のPRを行い、生産振興及びブランド化に取り組んでいます。
栗がテーマの「かさま新栗まつり」というイベントが開催され、笠間市役所の公式サイトには笠間の栗を使ったお菓子や料理を紹介する「笠間てくてく栗図鑑」や、笠間の栗を使用したモンブランだけを紹介する「笠間の栗もんぶらり旅マップ」などが掲載されています。
モンブランなど、特に栗を使ったスイーツが大好きなのですが、笠間市で栗スイーツを調べると、数多くの人気店が出てくるので、どこに行こうか本当に悩まされます。
洋風笠間菓子グリュイエール
今回訪れたのが、JR笠間駅前にある洋菓子店『洋風笠間菓子グリュイエール』。
店主の方はヨーロッパで修業をし、スイス、ドイツ、フランスなど各国を見て回ったそうで、地元である笠間にて1985年にこちらのお店をオープン。
名産の栗をはじめ、卵やいちご、ブルーベリーなど、契約農家から仕入れる地元産の旬の素材にこだわったお菓子を提供しているお店とのこと。
笠間市が作る「笠間の栗もんぶらり旅マップ」にはこちらのお店の「笠間地栗のモンブラン」が掲載されていて、とても気になり今回初訪問。
アクセス
場所はJR水戸線「笠間駅」より徒歩1分以内の近さ。
駐車場は店舗脇に軽自動車専用が4台分、第一駐車場7台、第二駐車場9台、そして満車の場合は笠間駅北口駐車場の滞在時間分の料金をお店が負担してくれるとのこと。
混雑状況
この日は祝日の水曜日、お店には開店時間直後の9時過ぎに到着。
この時店内には先客6~7人くらいでした。
メニュー・商品ラインナップ
店内にはカフェコーナーもありますが、営業時間は10時半からのようです。
今回はテイクアウトでケーキを購入。
商品については公式サイト等でも紹介されています。
お店を代表するオススメのお菓子「スペシャリテ」として紹介されていたのは、五穀ろーる、笠間地栗のモンブラン、真夏の貴婦人、おちぼ栗、笠間焼壺バーム、亜麻ラスク、ジャージーミルク甘食、笠間石倉堤。
今回はスペシャリテを2種類購入しました。
感想
【笠間地栗のモンブラン】789円(税込)
(商品説明)
笠間和栗の風味を生かしたこだわりのマロンクリームと土台のパイ生地が決め手の人気商品。
マロンクリームは口当たりも良いしっとりなめらか食感で、栗の味わいが濃厚まろやか。
中の生クリームは甘さ控えめでバランス良く、特に好みだったのが中の香ばしいサックリ食感のパイ生地、これが抜群の相性の良さ!
かなり好みのモンブラン、秋限定ではなく通年販売しているのも嬉しいですね。
【真夏の貴婦人】972円(税込)
(商品説明)
茨城県産メロンのババロアです。中にミントゼリーと生クリームも入っています。
夏季限定商品。第1回いばらきスイーツ総選挙グランプリ獲得。
茨城県は栗だけでなく、実はメロンも生産量が日本一。
そんな茨城のメロンを丸ごと贅沢に使ったインパクトのあるケーキとして創業当時に考案し、毎年メロンの季節に作り続けているそうです。
よく熟れた果肉は甘くてジューシー、中にはあっさりした甘さの生クリームがたっぷり、そしてスポンジも入っていて、プルンとしたミントゼリーの爽やかさも絶妙。
圧倒的メロン!という見た目のインパクトだけでなく、味も素晴らしい贅沢なケーキで大満足でした。
こちらのお店では他にも気になる商品が沢山あり、特に「栗トリュフ」はよく紹介されているのを目にします。
オンラインショップもあるので、一度こちらで買ってみたいと思います。
ご馳走様でした!
【ふるさと納税】栗トリュフ 2箱セット 栗とチョコの贅沢な味わい「栗街道 栗トリュフ」
公式サイト等
公式サイト
食べログ
洋風笠間菓子グリュイエール
0296-72-6557
茨城県笠間市下市毛285
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