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意外な組み合わせと美味しさに感動!『だるま納豆ハヤシオムライス』!【洋食屋 花きゃべつ】(茨城県水戸市)

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訪問日:2023年5月1日(月)

目次

茨城名物「納豆」

茨城県を代表する名物として、全国的な知名度を誇る「納豆」。

茨城県の公式サイトによると、納豆生産メーカーで組織される「全国納豆協同組合連合会」の会員数は、全国で最多の18社。

茨城県民を対象にした「県民が知人に自慢したいもの」というネットリサーチ調査では、常に「納豆」が上位にランクインするそうです。

歴史ある老舗の納豆生産メーカーが沢山あるだけでなく、家庭で納豆を作る人もいるそうで、県民がこよなく愛する食品になっているとのこと。

茨城で納豆生産が盛んになった背景としては、治水技術が未発達だった時代、茨城県の県北から県央地域にかけて流れる那珂川が、秋の台風シーズンになると氾濫による水害が頻発したそうです。

そのため水戸藩は、台風が来る前に収穫できる早生小粒の大豆栽培を奨励。

しかし早生小粒の大豆は豆腐や味噌などの加工には向かなかったことから、小さい大豆でも美味しく食べられる加工品として「納豆」が注目されたそうです。

明治時代に常磐線が開通して水戸駅のホームで県内の納豆が販売され始めると、小粒の納豆は米に絡みやすく「豆がちっちゃくて、うまい!」と大評判になったそうで、お土産としてその名が全国的に知られるようになったとか。

納豆の起源

納豆の起源については諸説あるようですが、茨城には「源義家説」が伝承として残っているとのこと。

平安時代の武将・源義家が、1083年に奥州(陸奥国)に向かう途中、水戸市渡里町の一盛長者(いちもりちょうじゃ)の屋敷に泊まった際、馬の飼料である煮豆の残りを藁で包んでおいたところ、自然に発酵して糸を引くようになっていたそうです。

家来が食べてみると美味しかったことから義家に献じたところ大変喜び、以来将軍に納めた豆という意味で「納豆」と名付けられ、水戸の農家に広まったといわれています。

洋食屋 花きゃべつ

茨城では「そぼろ納豆」などの伝統的な郷土料理をはじめ、「ねばり丼」などのご当地グルメ、「納豆ラーメン」、「納豆ドッグ」、「納豆ソフト」など、様々な料理にアレンジされて提供されているのも面白いところ。

今回納豆グルメを食べに訪れたお店が、茨城県水戸市の南町にある洋食喫茶レストラン『洋食屋 花きゃべつ』。

1980年に喫茶店として創業し、2016年にビルの取り壊しに伴って現在地に移転、2代目が引き継いでリニューアルしたとのこと。

お店の名物として人気なのが「だるま納豆ハヤシオムライス」。

その名のとおり、昭和23年に創業した「だるま食品株式会社」の納豆を加えたハヤシオムライス。

水戸名物である納豆を使った美味しい洋食を作れないかと先代が考案したそうです。

初めて聞いたときは、正直全く美味しいイメージが浮かばなかったのですが、これが意外な美味しさで、メディアにも取り上げられる人気メニューとのこと。

アクセス

場所は水戸駅の北口から徒歩15分くらいの距離。

駐車場はありませんがすぐ近くにコインパーキングがあり、確か1000円以上の会計で100円分の割引き券がもらえたような…?

すみません記憶が曖昧です。

混雑状況

この日は平日の月曜日、お店には12時40分くらいに到着。

この時店内は満席のようで、店頭にあった名簿を確認すると2人待ち。

待ち時間は10分ちょいで入店。

メニュー・商品ラインナップ

メニューはオムライス、ハンバーグ、ポークステーキなどがあり、特に力を入れているのがオムライスとのこと。

納豆ハヤシオムライスだけでなく色々なオムライスがあり、公式サイトによると人気NO.1メニューは「チーズハヤシオムライス」。

今回は迷わず目立ての『だるま納豆ハヤシオムライス』を注文!

感想

【だるま納豆ハヤシオムライス】980円(税込)

卵は都内の有名店でも使用されている「奥久慈卵」、お米は筑波山の麓でとれる減農薬米の「ミルキークイーン」と「コシヒカリ」を独自にブレンドし、ガス窯で丁寧に炊き上げてターメリックライスにしているそうです。

12時間じっくりと手間暇かけて煮込んだハヤシソース、仕上げにはハバネロマヨネーズをかけてあるとのこと。

サラダとスープも付いてきました、と思ったら、スープというか根菜やキノコが色々入ったけんちん汁のような和風の汁物でした。

玉子はふんわりトロッとした半熟、割ってみるとしっかり現れました納豆さんが。笑

濃厚で風味豊かなハヤシソースにまろやかな玉子、そして納豆ならではのコクのある旨味と、トロリとした粘りが確かに相性抜群!

納豆には柚子胡椒が効かされているそうで、このピリッと爽やかな後味が絶妙。

ハバネロマヨネーズも激辛という訳ではなく、食べやすい辛さでとても美味しいです。

正直美味しいと聞いていたものの、「納豆を入れた割には意外と美味しい」くらいなのかな?と思っていました。

本当に心から申し訳ありません、これは「納豆があってこその美味しさ、完璧で素晴らしい組み合わせ」、感動しました!

私は納豆が好きなので全然気にならないのですし、クセもほとんど感じませんが、玉子を割った際に納豆特有の匂いは広がるので、納豆の匂いが苦手という人は少し抵抗があるかもしれません。

とりあえず納豆好きな人には絶対に食べて欲しいオススメの一品です!

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.mito-hanakyabetsu.com/

食べログ

洋食屋 花きゃべつ

029-306-6850

茨城県水戸市南町2-6-31  

https://tabelog.com/ibaraki/A0801/A080101/8001522/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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