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『奥久慈しゃも』や『けんちんそば』など大子名物が楽しめる道の駅!【道の駅 奥久慈だいご】(茨城県大子町)

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訪問日:2023年11月5日(日)

目次

道の駅 奥久慈だいご

茨城県久慈郡大子町(だいごまち)の国道118号線沿いにある『道の駅 奥久慈だいご』。

オープンは平成10年10月23日。

地元産の新鮮野菜や特産品を揃えた物産館、「奥久慈しゃも」や「けんちんそば」など大子名物が楽しめるレストラン、そして2階には久慈川を臨む温泉施設もあり、魅力が盛り沢山。

今回は日本の滝百選に選定され、日本三名瀑の一つに挙げられる(他候補多数)という「袋田の滝」に遊びに来ていたので、休憩がてら夕飯を食べにこちらの道の駅を訪問。

アクセス

場所はJR水郡線「常陸大子駅」から徒歩11分の距離。

駐車場は85台分あるとのこと。

混雑状況

この日は日曜日、16時20分頃に訪問。

今までも何度か訪れている道の駅で、休日の昼間は車が殺到して満車になっていることも多いです。

この時は空きもあり、店内もお客さんは多いですがそこまで混んでいませんでした。

レストランも客入り5~6割くらいですんなり入れました。

メニュー・商品ラインナップ

注文は券売機での食券購入。

今回は同行者と2人での訪問。

「奥久慈しゃも親子丼」と「けんちんそば」をシェアしながらいただきました。

感想

【奥久慈しゃも親子丼】1600円(税込)

「奥久慈しゃも」とは

茨城県北部の奥久慈地方で生産されている地鶏「奥久慈しゃも」。

奥久慈地方は阿武隈山系と八溝山系の山々に囲まれた自然豊かな環境ですが、斜面が多く大規模な農耕には適さなかったそうで、古くからしゃもの飼育が行われてきたとのこと。

昭和50年代に大子町の有志によって茨城県の技術協力のもと新たな鶏の品種の育種を開始。

オス系には茨城県内で系統選抜された性質の穏やかな「しゃも」、メス系には肉付きが良く味に定評がある「名古屋コーチン」、生産性の高い「ロードアイランドレッド」を交配する研究が進められ、誕生したのが「奥久慈しゃも」。

奥久慈しゃもの飼育日数はオスは最低110日以上、メスは130日以上と一般的な鶏(ブロイラー)の約3倍の日数をかけるそうで、全国の地鶏の中でも飼育期間が100日を超えるものは奥久慈しゃもや比内鶏など数えるほどしかないそうです。

肉質は脂肪分が少なく、緻密でしっかりとした歯応えがあり、ジューシーで深いコクのある味わいが特徴。

昭和60年(1985年)には本格的に生産・販売が開始。

昭和63年(1988年)には「全国特殊鶏(地鶏)味の品評会」で全国10種の地鶏の中から1位を獲得。

平成30年(2018年)には鶏として日本で初めて「地理的表示(GI)保護制度」に登録。

ミシュランガイド東京2017年版でも食材として高く評価されたとのこと。

刺身こんにゃくや豆腐、漬物、味噌汁なども付いたセット。

玉子は半熟ではなくしっかりと固まったタイプ。

味付けはそんなに濃くありませんが、重厚でまろやかな玉子に、大ぶりカットで弾力のある食感の鶏肉の旨味が濃厚。

味付けはそんなに濃くないものの、素材の味わいがとても強く、美味しい親子丼でした。

【けんちんそば】850円(税込)

「けんちんそば」・「つけけんちん」とは

根菜類がよくとれる茨城県では、里芋、大根、ごぼう、こんにゃく、ねぎ、人参などを炒め、味噌と醤油、みりんで味付けをした温かい「けんちん汁」がよく食べられているとのこと。

「けんちんそば」はこのけんちん汁にそばを入れて食べるもの、「つけけんちん」は温かいけんちん汁にざるそばを添えて食べるというスタイル。

農作物の収穫の大半が済む11月半ばになると、祭りのためのごちそうの一つとしてよく食べられたそうで、北部地域を中心に、茨城県全域に深く根付いた郷土料理だそうです。

「けんちんそば」は他県でも食べられるそうですが、特に「つけけんちん」は茨城県ならではの食べ方として、農林水産省の公式サイトで茨城県の郷土料理として紹介されています。

根菜類を中心に具材たっぷり、少しだけお肉も入っていました。

つゆはコクがあり旨味たっぷり、そばは平打ち気味でまばらな形状、シコッとコシのある食感。

そば単体の風味はそんなに強くありませんがつゆとよく馴染み、ネギと柚子のような皮がサッパリと爽やかで、とても相性が良く美味しかったです。

レストランの後は売店コーナーでソフトクリームを購入。

こちらの道の駅では「りんごソフトクリーム」が人気だそうです。

【りんごソフトクリーム(カップ)】350円(税込)

「奥久慈りんご」とは

大子町では戦後間もなくりんご栽培が開始。

現在では約50軒の農家によって山々のなだらかな傾斜を利用したりんご栽培が行われているとのこと。

大子町では青森や長野のような大規模型の生産で全国に流通させるのではなく、樹の上で完熟させてから収穫する「樹上完熟」を行い、その場でもぎ取って味わう観光型栽培に特化していることが特徴。

大子町のりんごは「奥久慈りんご」と呼ばれ、例年9月中旬から11月下旬までの収穫時期には多くの観光客で賑わうそうです。

サラリとした舌触り、りんご感が強く甘さもしっかり効いた濃密フルーティな味わい。

こちらのソフトクリームも美味しかったです。

ちなみに今回は袋田の滝、昼と夜と両方行ってきましたが、特に夜のライトアップが幻想的で綺麗でした!

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

http://michinoeki-daigo.com/

食べログ

道の駅 奥久慈だいご

0295-72-6111

茨城県久慈郡大子町池田2830-1 道の駅 奥久慈だいご

https://tabelog.com/ibaraki/A0805/A080503/8001337

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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