訪問日:2023年4月30日(日)
日本一の年間漁獲量を誇る銚子漁港
千葉県銚子市の沖合いは、寒流の親潮と暖流の黒潮がぶつかり合う好漁場の潮目になっていて、様々な魚群が回遊し、銚子漁港の年間漁獲量は2022年に12年連続で日本一になったそうです。
水揚げされる主な魚は、イワシ、サバ、サンマ、カツオ、マグロ、タイ、ヒラメ、キンメダイなどで、鮮魚としてや、また干物や缶詰などに加工され、首都圏をはじめ全国に送られているとのこと。
銚子市で人気のお店を調べると海鮮料理店が出てくることが多く、特に銚子漁港の近くには沢山の海鮮料理店が立ち並びます。
久六
今回訪れたのが、銚子漁港のすぐ近くにある、新鮮生・厳選生まぐろ専門店『久六(きゅうろく)』。
銚子漁港で水揚げされたマグロを中心に、冷凍ではなく新鮮な「生」のマグロにこだわっているお店で、入荷が無く品切れになるとお店は臨時休業になるようです。
いつ頃創業したかなどお店の詳細情報については調べてみてもよくわかりませんでした。
過去にテレビで取り上げられた情報によると、以前はマグロだけでなくキンメダイも人気メニューだったようですが、食べログの備考欄を見ると2017年からマグロ専門店になったようです。
訪問当時の2023年4月と、これを書いている2023年8月時点では銚子市内の全店の中で食べログランキングが1位だったこともありとても気になったお店。
今回初訪問です。
アクセス
場所は銚子電鉄線「観音駅」から徒歩8分、JR「銚子駅」からは徒歩17分の距離。
駐車場は2台分あり、満車の場合はお店の人に聞いてみたところ、斜め向かいの「株式会社マリノス」の前に止めても大丈夫とのこと。
混雑状況
営業時間は通常11時40分〜16時(LO.15時30分) ですが、この日は12時オープンになるとのこと。
この日は日曜日、お店に11時50分に到着したところ、既に9人待ち。
ちなみに予約は受け付けていないとのこと。
開店時までにも人はチラホラ増えていき、開店後私は1巡目で入れましたが、すぐ満席になって中待ちが出来ていました。
メニュー・商品ラインナップ
この日の生マグロについては店頭にも記載があり、公式Instagramでも確認できます。
メニューは基本「づけ」での提供がメインで、数量限定のものが多く、他にも様々な部位のまぐろカツがあるのも面白いですね。
私の注文が回ってくるまでの間にどんどんと売り切れていき、個人的に食べたかった「上背とろ」のづけ定食やかつも売り切れてしまいました。
何にしようとメニューを見ていると、「づけ」と「おとしづけ」があり、気になったので違いを聞いてみたところ、刺身でさくが取れたものとそうでないものとの違いとのこと。
今回は結局『上づけ定食』を注文、ご飯は量が普通、中、大盛で選べるので普通にしました。
無料で1回おかわりも出来るようです。
注文から提供までは40分弱とかなりの待ち時間がありました。
感想
【上づけ定食】3580円(税込)
こちらは上中とろと上赤身のづけの定食、見た目ではわかりにくいですが、左上、中下、右上というV形の配置で中トロ、左下、中上、右下の∧形の配置で赤身だそうです。
枚数は合計6枚ですが、通常の刺身の2〜3倍くらいの大判サイズで厚みもそこそこあります。
どちらもモチッと歯応えのあるようなかための食感、マグロ自体の味も濃いですが、醤油の味付けがかなり濃いめで甘さは控えめのタイプ。
中トロは脂控えめで、赤身と大きな違いは感じなかった印象。
味噌汁にもマグロのみがゴロゴロたっぷり入っています。
小鉢にもマグロフレークが入っていて、ご飯が進む濃いめの味付け。
ひょうたんの容器には味噌汁にお好みでかける一味唐辛子が入っていました。
この日は銚子で3軒海鮮を食べに行きましたが、いずれもメニューにづけ丼が多かったり、づけ専門店だったりと、これは銚子ならではの特徴なのですかね?
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/kyuroku.taishi/
食べログ
久六
0479-22-1038
千葉県銚子市新生町1-36-49
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