訪問日:2019年3月24日(日)
レモンステーキの人気店 下町の洋食 時代屋
長崎佐世保市発祥の名物料理『レモンステーキ』。
レモンステーキは、牛肉を薄くスライスし、熱した鉄板の上で焼き上げ、レモンを効かせた醤油ベースのソースで食べる料理。
昭和30年代に「れすとらん門」というお店で修業していた兄弟が、「夏場に精のつくさっぱりした肉料理を食わせてほしい」という要望から考案したそうです。
ステーキは重いイメージがあったため、韓国の焼肉のように肉を薄切りに。
ソースにはすき焼きのエッセンスを取り入れた甘口醤油ベース。
そしてさっぱりさせるため、レモンバターからヒントを得てソースにレモンを使用。
これがれすとらん門で提供されたのがレモンステーキの始まりとなり、佐世保に広まっていったようです。
考案した兄弟はれすとらん門から独立し、昭和47年に「日本の洋食 ふらんす亭」をオープン。
しかし店舗火事等のハプニングに見舞われたため閉店へ。
ちなみに佐世保のふらんす亭は閉店したものの、こちらのお店で修業された方が同じ店名のお店を東京でオープンしており、これが現在関東を中心にチェーン展開されているふらんす亭になるようです。



今回私が訪れたのは、その後弟である東島洋さんが昭和61年にオープンした「下町の洋食 時代屋」というお店。
現在も営業している「れすとらん門」にも行ってみたかったのですが、時代屋の方が安く食べられそうだったので、今回は時代屋に行って来ました。
レモンステーキもやっぱりステーキなので、値段はそこそこします。笑
アクセス
お店は最寄駅が三河内駅になりますが、徒歩25分くらいとかなり遠め。
国道202号線沿いの立地で、駐車場は店前に有りました。
混雑状況
この日は日曜日、お店には19時20分頃の到着。
夕方くらいに営業確認の電話をしたところ、日曜ということもあってか、少し閉店が早いかもしれないと聞いたので、急いでお店へ行きました。
この時満席で、私の先にも1組待ち客がいました。
待つことになりましたが、名前と車のナンバーだったか?を伝えて、車内で待っていて良いとのこと。
しかもスタッフの方が呼びに来てくれるという嬉しいサービスでした。
待ち時間は10分ちょいで済みました。
私の後も続々とお客さんが来店。
本来ラストオーダーは21時までですが、私が退店した20時前にはもう閉店しており、やはりこの日は早かったです。
メニュー・商品ラインアップ





メニューはレモンステーキをメインに、様々な洋食類があります。
特にこちらのお店ではビーフシチューもオススメとのこと。
レモンステーキはスープ、サラダ、ライスが付いたセットになっており、通常のセットと増量したスペシャルバージョンがありました。
今回は通常のレモンステーキセットを注文。
感想


【レモンステーキセット】1350円(税込)
レモンステーキは熱々の鉄板の上からソースをかけて提供されるので、凄まじい湯気が上がっています。
最初は片面レア状態、このお肉を鉄板が熱いうちに裏返すことで、良い焼き加減に仕上がるのだとか。

裏返した後はこんな感じです。
サイズが大小まばらですが、肉は合計4枚。
とても柔らかな食感で、薄めながら脂はしっかり乗っており、濃厚な味わい。
すき焼き風の甘辛い味付けにサッパリしたレモンは相性抜群。
お肉にソースがしっかりと絡んで凄まじい美味しさ。
そしてオススメの食べ方というのが、肉が無くなった後に鉄板にライスを乗せて、余ったソースを絡めて食べること。
これがまた最強に美味しすぎました。
レモンステーキ自体は以前別のお店で食べたことがありますが、こちらのお店は特に好みでまた再訪したいと思います。
ご馳走さまでした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
下町の洋食 時代屋
0956-30-7040
長崎県佐世保市吉福町172-1
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