訪問日:2025年8月17日(日)
万代そば バスセンターのカレー

新潟のソウルフードとして知られている、昔懐かしい味わいの黄色いカレー「バスセンターのカレー」。


こちらは新潟市中央区、万代シテイバスセンター構内にある、立ち食いそば店『万代そば』で提供されている名物メニュー。
『万代そば』は1973年11月に万代シテイバスセンタービルが完成した当時から営業しているそうですが、現在のテレコムビルの位置にあった万代シテイバスセンタービルの前身「新潟交通バスステーションビル」内でも営業していたそうです。
運営は新潟交通グループで「万代シルバーホテル」を運営する「株式会社シルバーホテル」が行っているとのこと。
元々地元では根強い人気で、2009年にはお土産用のレトルト商品も販売開始されましたが、「アメトーーク!」や「秘密のケンミンSHOW」といったテレビ番組で紹介された後には連日大行列ができるほどの売り上げピークを迎えたそうです。
以前一度行ってみようとお店を訪れたものの、40~50人の行列で断念したことがあります。
しかしこちらのお店では注文後に1分ほどで提供される早さでも有名で、実際はそれだけ並んでいてもすぐに順番が来るとのこと。
今回新潟を訪れたのはお盆シーズンで確実に混雑することが予想されましたが、それならもう一度行ってみようと決意。
アクセス
場所は新潟駅から徒歩10分くらいの距離。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
混雑状況
今回まずは8月12日の火曜日、18時半頃にお店を訪問したところ、大体30人弱の待ち列。
待ち時間は10分もかからずに券売機の目の前まで進み、本当に提供速度早すぎと驚きました。
しかし、私が食券を購入する直前でカレーが完売してしまい、既に購入済みの方に返金が行われるという結果に。
そばだけでも食べていくか悩みましたが、やっぱりカレーが食べたいと思い、この時は断念。
改めて8月17日の日曜日に再訪したところ、13時過ぎで40人くらいの待ち列ができていて、今度は10分ちょいの待ち時間で済みました。

ただイートインスペースもほぼ埋まっている状態だったので、混雑時に提供までは早いものの、食べる場所に困るというパターンはあるかもしれません。
私は立ち食い用のスペースを確保できましたが、ベンチのような場所で手に持ちながら食べている方もいました。
メニュー・商品ラインアップ

注文はもちろん目当てのカレーですが、サイズはミニ・普通・大盛があります。
普通でも一般的な大盛くらいあるそうで、小食の方や食べ歩きをする場合などはミニサイズがおすすめだそうです。
私はこの後連食の予定はなかったので、今回は普通で注文しました。
購入後は食券をカウンターに提出し、料理提供口で待ちますが、本当に渡して1分もかからずに提供されて、改めて早さに驚きです。
感想

【普通カレーライス】600円(税込)
普通サイズでもご飯が山盛りでずっしりとした重量があり、本当にボリューム満点。
一般的な茶色とは異なり、昔懐かしい淡くて黄色い色味が何よりの特徴。
カレーは販売開始から一切レシピを変えていないそうで、和風出汁と豚骨をベースにしたスープで伸ばして作られるオリジナルのルーを使用。
ペタッとした粘度が高い質感も個性的ですが、これは元々そばやうどんに掛けるためのカレーだったそうで、お客さんの要望からご飯にかけるようになったということが理由だそうです。
最初はまろやかでほんのり甘味のある味わいに、後からしっかりスパイシーな辛さが相まって、後味は少し和風という感じ。
見た目では優しそうな味という印象を受けましたが、思った以上に辛くて汗をかくほどパンチが効いており、この独特の味わいが結構好みです。
具材は大ぶりの玉ねぎが特に多く、あとは人参と豚肉が入っており、甘酸っぱい真っ赤な福神漬けも良いアクセントに。
お腹もいっぱいになり大満足でした。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
名物 万代そば
025-246-6432
新潟県新潟市中央区万代1-6-1 バスセンタービル 1F

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