訪問日:2022年7月20日(水)
シメパフェとは
北海道の札幌で生まれた、飲んだ後や食事の後などの締めにパフェを食べる文化「シメパフェ」。
元々札幌には締めにパフェを食べる文化が根付いてたそうですが、「シメパフェ」として全国的に知られるようになったのは、2015年9月に「札幌パフェ推進委員会」が発足し、「札幌シメパフェ」としてブランド化されたことがキッカケだそうです。
「クリプトン・フューチャー・メディア株式会社」が2014年に新しくカフェ「ミライスト」を展開した際、標茶町の牛乳を使ったソフトクリームのパフェでお店をPRすることになり、どうせなら札幌のパフェ全体を盛り上げようと他店と協力し「札幌パフェ推進委員会」を設立。
「ミライスト」は「札幌シメパフェ」の加盟店第1号店となり、「クリプトン・フューチャー・メディア株式会社」は委員会設立メンバーの一員としてこのムーブメントを牽引してきたとのこと。
しかし「ミライスト」は2020年に新型コロナウイルスの影響で来店客が減少したことから閉店したようです。
2015年9月の発足当初、「札幌シメパフェ」の加盟店は7店舗だったそうですが、2023年1月に「札幌シメパフェ」の公式サイトを確認したところ、現在は21店舗が加盟店として掲載されていました。(※一部閉店している店舗も掲載されていました。)
「シメパフェ」は札幌発祥の文化として全国に広まっていき、各地で「シメパフェ」を掲げるお店が増えている印象。
パフェ、珈琲、酒、佐藤
しかし札幌に来たら本場の「シメパフェ」を楽しみたいと思い、今回訪れたお店が「札幌シメパフェ」加盟店の一つ、狸小路1丁目商店街の路地裏に店舗を構える『パフェ、珈琲、酒、佐藤』。
オープンは2016年3月1日、「有限会社アリカデザイン」というデザイン会社が運営しているそうです。
本店に当たるこちらのお店の他、すぐ近くに「パフェ、珈琲、酒、佐々木」、「パフェ、珈琲、酒、佐藤 花れ」があり、大丸札幌店8Fにもピスタチオ菓子専門店「佐藤堂」を併設した「パフェ、珈琲、酒、佐藤 大丸札幌店」があるとのこと。
札幌シメパフェの定番の人気店という印象で、前から行ってみたかったのですが、いつも大行列で諦めていました。
今回は少し時間に余裕があった時を狙い、念願の初訪問。
お店の営業スケジュールが公式Instagramに掲載されていたので、事前に確認してから向かいました。
混雑状況
この日は平日の水曜日、22時25分に到着。
お店のロゴの「佐」の字が、よく見るとカタカナで「パフェ」になっていて面白いですね。
この時外待ちが20人くらいで、やはり凄まじい人気。
営業時間は18:00〜24:00、金・土は18:00〜25:00のようですが、私が並んだ直後に店員さんが出てきて「受付終了」的な看板を出したので、私が最後の客になり、ギリギリ間に合って良かったです。笑
パフェは23時40分頃に提供されたので、結構待ち時間がありました。
メニュー・商品ラインナップ
メニューは「ショコラとマンゴー」、「塩キャラメルとピスタチオ」、 「豆と梅、ほうじ茶」、「季節のフルーツ」などの定番メニューの他、季節の旬の食材を使った期間限定のパフェも提供しているとのこと。
個性的な店名通り、珈琲と酒にも力を入れている印象で、特に酒類はかなり種類豊富。
人気NO.1メニューは「塩キャラメルとピスタチオ」のようですが、今回は特に美味しそうで惹かれた『豆と梅、ほうじ茶』を注文!
感想
【豆と梅、ほうじ茶】1454円(税込)
(メニュー説明)
じっくり炊いた豆と餡、和三盆のアイスと枝豆モンブランの調和をお楽しみください。
ふわふわの枝豆モンブランはずんだクリームという感じで香り高く激ウマ。
和三盆アイスもまろやかでコクがあり、ほうじ茶も香り高く濃厚。
色々な種類の豆がトッピングされているのも個性的、どれも甘くて美味しいです。
ソフトクリームの層まで来たら、お好みで抹茶ソースをかけていただきますが、これもまた上品で相性抜群。
梅のソルベはかなり酸っぱくて驚きましたが、こちらは単体で食べるととても美味しかったです。
本当に絶品のパフェで、並んだ甲斐がありました!
次回は他の系列店にも行ってみたいです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
パフェ、珈琲、酒、佐藤
011-233-3007
北海道札幌市中央区南2条西1-6-1 第3広和ビル 1F
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