訪問日:2023年11月27日(月)
うなぎの末よし
鹿児島県は養鰻生産量が日本一であり、国内の養殖うなぎの約40%のシェアを占める「うなぎ王国」として知られています。
そんな鹿児島県で長年愛されているうなぎの名店が、鹿児島県鹿児島市の天文館はいから通りにある『うなぎの末(すえ)よし』。
1932年(昭和7年)に創業し、1938年に屋号が『未よし』になったそうです。
国内最大の養殖産地といわれている大隅産のうなぎを備長炭で焼き上げ、当時の女将が試行錯誤を重ねて辿り着いた「秘伝のタレ」は継ぎ足しで80年以上守り続けているとのこと。
食べログのうなぎ百名店には2024年に選出。
うなぎ好きで知られていた作家の椋鳩十先生が「未よしや日本一のうなぎ食う」と色紙に書き、絶賛したことでも有名だそうです。
お店の看板に「天文館」の由来について以下のように書いてありました。
1779年(安永8年)、島津家第25代当主重豪は明時館を建て、天文の観測や研究を行い、薩摩暦をつくって藩内にくばった。
明時館は後に天文館と称され、これが現在の地名「天文館」となった。
天文館(明時館)の敷地は約600坪あった。
塀で囲まれた敷地内には数棟の建物があり、天文観測用のドーム館が一際目立っていたという。
この天文館ドームのあった場所が、ここ「うなぎの未よし」のあたりだといわれる。
アクセス
お店の場所は天文館通駅から徒歩2分の距離。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
混雑状況
この日は平日の月曜日、お店には19時過ぎに到着。
この時満席のようで店前には沢山の待ち客が座っていました。
満席時は記名制で、店頭の名簿を確認すると6組16人待ち。
結構待つかな?と思ったところ、この後すぐ一気に案内され、10分もかからずに入れました。
メニュー・商品ラインナップ
メニューには「うな重」と「うな丼」がありますが、「うな重」は蒲焼に濃いタレをかけて白ご飯と別に提供、「うな丼」はご飯に薄いタレをかけてその上に蒲焼を乗せて提供されます。
今回は『うな丼 竹』を注文!
感想
【うな丼 竹】2450円(税込)
価格は2000円台とお手頃でありながら蒲焼は3切れ乗っていて十分楽しめる量。
ご飯にも蒲焼にもタレは薄めであっさりとした味わい。
蒲焼は外はしっとりとパリッとの間くらいの食感、中はホワッと柔らかく程良い脂が乗った上品な味わいでした。
ずっと行ってみたかったお店でしたが、なかなか機会が無く、ようやく来れて良かったです!
ご馳走様でした!
公式サイト等
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食べログ
うなぎの末よし
099-222-1525
鹿児島県鹿児島市東千石町14-10
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