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福井名物のカツのせオムライス『ボルガライス』の人気店!【ヨコガワ分店】(福井県越前市)

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訪問日:2021年12月22日(水)

目次

ボルガライスとは

福井県越前市の旧武生市地域を中心に提供されているご当地グルメ『ボルガライス』。

『ボルガライス』はオムライスの上にカツをトッピングし、ソースをかけたのが特徴の洋食。

中のライスはケチャップライスやピラフ、チャーハンだったり、ソースはデミグラスソース、トマトソース、中華あんかけだったり、お店によって組み合わせは様々だそうです。

1980年以前から提供されていたそうですが、『ボルガライス』という名前の由来や、発祥の店などは諸説あり、よくわかっていないそうです。

2010年に発足したボルガライスの普及活動を行っている「日本ボルガラー協会」の公式サイトによると、名前の由来として以下の説が掲載されていました。

①《ロシア料理説》
ロシアにたまごを使った「ボルガ」という料理があり、同じたまごを使った料理ということで「ボルガライス」とした。
②《イタリア地方説》
イタリアのボルガーナという地方で食べられていた料理に似ているということから地方名をとり「ボルガライス」とした。
③《ボルガ川連想説》
ボルガライスのオムライスの部分がロシアのボルガ川でそこをわたるイカダがトンカツという見た目から連想して「ボルガライス」とした。

その他にもボストンライス説、ロシアの車「ボルガ」説、ボルガ店名説など様々な説があるとのこと。

発祥のお店は「カフェド伊万里」、「ジャムハウス」、「江戸屋」が有力視されているそうですが、決め手は存在していないそうです。

大阪にもオムライスの上にカツをトッピングしてソースをかけた同様の料理「トルコライス」があり、個人的にかなりお気に入りの洋食。

そもそもカツが大好きなので、福井に行ったらソースカツ丼やボルガライスを食べるのが定番の楽しみになっています。

ボルガライスの提供店は「日本ボルガラー協会」の公式サイトにも掲載されていて、2022年6月確認時点で19店が掲載されていました。

ヨコガワ分店

今回訪れたのが、福井県越前市の総社大神宮前にある、1969年創業の老舗洋食店『ヨコガワ分店』。

店主の方は「ヨコガワ」というお店で修業をし、のれん分けでこちらのお店をオープンしたそうですが、本店の方が今は閉店してしまったそうなので現在はこちらの『ヨコガワ分店』のみ残っているようです。

ボルガライスは1980年頃にお客さんのリクエストから提供を始めたそうです。

ボルガライスの人気店を調べると頻繁に紹介されているのを目にするので、とても気になっていたお店です。

アクセス

場所は武生駅から徒歩6分くらいの距離。

駐車場は店前のスペースと、無料開放されている武生公会堂、駅前のコインパーキングなどを利用してとのこと。

混雑状況

この日は平日の水曜日、お店には21時10分頃に訪問。

この時店内は先客5人で空いていました。

メニュー・商品ラインナップ

メニューは昔ながらの洋食が並ぶラインナップ。

今回は迷わず目当ての『ボルガライス』を注文!

感想

【ボルガライス】1100円(税込)

チキンライス入りのオムライスにトンカツ、サラッとしたソースがかかったシンプルなビジュアル。

オムライスに使う卵はニワトリの餌に敦賀市名産の昆布粉末を混ぜていることから、卵の旨味が濃いのが特徴とのこと。

玉子は薄巻きで、チキンライスは味付け優しめですが焼き目が付いて香ばしく奥深い味わい。

具材には玉ねぎや鶏肉が入っていました。

トンカツは衣が薄めのサクサク食感、お肉にはそんなに厚みはないものの、脂が乗ったこってりとした肉質で大満足の美味しさ。

トマトソースやウスターソースをブレンドして作った特製ソースは、旨味が濃く酸味強めでサッパリとした味わい。

全体のバランスが絶妙で、一口食べると止まらない美味しさ。

重すぎない手頃な量なのも良かったです。

まだまだボルガライスの提供店は巡れていないので、また福井に遊びに行くのが楽しみです。

ご馳走様でした!

公式サイト等

食べログ

ヨコガワ分店

0778-22-7172

福井県越前市京町1-4-35 

https://tabelog.com/fukui/A1802/A180202/18000855/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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