訪問日:2024年12月6日(金)
山梨名物馬刺し
全国的に有名な熊本県をはじめ、福島県、長野県、山梨県などでも名物となっている「馬刺し」。
山梨県は律令制の時代から貢馬の国として知られていたそうで、「甲斐の黒駒」は貴族達の憧れのブランドだったとのこと。
また山梨県は主要街道である甲州街道が通り、富士山の信仰登山が盛んで荷揚げ用に馬が沢山飼われていたことから、身近で安く手に入る馬肉を食べる習慣が広まったといわれています。
同じく山梨の名物である「吉田のうどん」の具にも甘辛く煮た馬肉が用いられることが特徴であり、古くから山梨で馬肉文化が受け継がれてきたことがわかります。
「馬刺し」は山梨県が次世代への継承に取り組んでいく郷土食176品目「やまなしの食」のうち、さらに代表的な47品目としてしぼられた「特選やまなしの食」にも選定。
名物になっている他の地域と比較すると、山梨県は馬肉料理専門店が少ないと思いますが、郷土料理店や居酒屋などで「馬刺し」は定番メニューになっており、提供店自体はかなり多い印象。
九十九(つくも) 甲府店

今回訪れたお店は、山梨県甲府市のJR甲府駅前にある居酒屋『九十九(つくも) 甲府店』。
食べログの店舗情報によるとオープンは2022年。
こちらは2016年4月15日に設立し、東京都品川区に本社を置く「株式会社OWN」が運営するお店のようです。
「株式会社OWN」は全国各地での居酒屋店運営のほか、FC事業やコンサルティング事業など幅広い事業を展開。
『九十九』は山梨県では1店舗のみのようですが、全国各地に点在していて、その地域ごとの郷土料理や地酒を取り揃えたメニューラインアップが魅力的。
甲府駅の近くで馬肉料理を検索した際に偶然見つけたお店で、今回初訪問です。
アクセス
場所はJR甲府駅から徒歩5分くらいの距離。
駐車場は近隣コインパーキングになります。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には20時50分頃に訪問。
この時店内はお客さんも多くて混んでいましたが、予約無しでも待ち時間がかからずすんなり入店出来ました。
メニュー・商品ラインアップ











今回は目当ての「馬刺し」の他、同じく山梨名物の「鳥もつ煮」も注文!
注文はQRコードを読み込み、スマホ入力で可能。
本当は「馬すじ煮込み」も食べたかったのですが、この時売切れなのかスマホ上のメニューに出てこなかったので残念です。
感想

【ジンジャーエール】385円(税込)
【お通し】495円(税込)
この後も運転があったのでドリンクはソフトドリンクを注文。
お通しはゆず風味が効いたブロッコリーや蓮根、青菜など色々な野菜が入ったお浸しという感じでした。

【馬赤身刺し】1078円(税込)
もっちりと柔らかな食感で、クセも臭みもないあっさりと上品な味わい。
馬刺しは九州の甘い醤油で食べることが多いですが、こちらの醤油は甘さ控えめで、薬味には刻みネギ、レモン、おろし生姜&ニンニクが添えられていました。
甘めの醤油だと生姜との組み合わせが好きですが、こちらでは特にニンニクが相性良くとても美味しかったです。

【甲州鳥もつ煮】748円(税込)
鳥もつ煮とは
山梨県甲府市発祥のご当地グルメ「鳥もつ煮」。
「鳥もつ煮」は鳥のレバー、砂肝、ハツ、キンカン、玉ひもなどを、甘い醤油のタレで照り煮にした料理で、お好みでレタスや火を通したししとうなどと食べるのが特徴。
発祥のお店は甲府市にある大正2年(1913年)創業の蕎麦屋「奥藤(おくとう)本店 国母店」。
2代目が昭和25年(1950年)頃に肉屋から「捨てられてしまう鳥のもつをどうにかできないか?」と相談されたのが始まりだそうです。
当時は貴重だった醤油と砂糖でこってりと煮た「鳥もつ煮」は大好評。
いつの間にか甲府一帯に広がり、蕎麦屋、ほうとう店、居酒屋、定食屋などの定番料理になったとのこと。
ハツが1個、キンカン2個、あとはレバーという感じだったと思います。
ジンジャーエールが進む甘辛濃いめの味付け。
ハツはプリッとした弾力ある食感、キンカンはもっちりとしたまろやかな味わい、レバーは少しかたくてパサッとしていましたがよく味が浸みていて美味しかったです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
九十九 甲府店
050-5589-7557
山梨県甲府市丸の内1-8-11 八光地産ビル 1F 2F
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