MENU

名物の宇和島鯛めしとさつまを両方楽しめるよくばりセット!【ほづみ亭】(愛媛県宇和島市)

本サイトではアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

訪問日:2022年3月19日(土)

目次

鯛めしとは

愛媛県を代表する郷土料理として知られる『鯛めし』。

愛媛県の『鯛めし』は大きく分けて2種類あるといわれています。

今治市などの東予地方や松山市北条地区では、鯛を丸ごと一匹土鍋や釜に入れて米と一緒に炊いて作る「炊き込みタイプ」。

宇和島市や西予市など南予地方では、鯛の刺身を特製のタレにつけ込み、薬味や卵と一緒に混ぜたものをご飯の上にかけて食べる「刺身タイプ」。

「炊き込みタイプ」は「松山鯛めし」や「北条鯛めし」という名前で知られていて、その歴史はかなり古く、神功皇后の朝鮮出陣の頃、松山市北条地区の鹿島明神に戦勝祈願した際、漁師たちから献上された鯛を吉兆と喜び、ご飯と共に炊いた料理が起源といわれているそうです。

「刺身タイプ」は「宇和島鯛めし」という名前で知られていて、南予地方は漁場が九州に近く、昔から大分県や宮崎県沖の日向灘で漁をしていた際、漁師が火を使えない船の上でも簡単に作れる料理として誕生したそうです。

元々は鯛に限らず、よく捕れるアジを中心に様々な魚で作られる「ひゅうが飯」という名前の料理でしたが、華やかな鯛を使ったものを特に「鯛めし」と呼んで区別するようになり、現在では「宇和島鯛めし」として農林水産省の「郷土料理百選」にも選出されています。

「ひゅうが飯」という名前は、日振島(ひぶりじま)に伝わっていたことから「日振」がなまって「ひゅうが」と呼ぶようになったといわれています。

他にも宇和海で活躍した水軍の船上料理が起源という説、日向国(宮崎県)から伝わったという説も出てきました。

大分県にも「ひゅうが丼」という漬けにした刺身を薬味と共にご飯に乗せて食べる料理があり、こちらも起源は諸説ありますが、南予地方との距離の近さからも何かしら関係がありそうですね。

愛媛県は天然物、養殖物共に真鯛の水揚げ量が全国屈指で、特に養殖物においては全国シェアの過半数を占めるダントツの日本1位、平成5年6月15日には「愛媛県の魚」にも制定されています。

鯛めしだけでなく、他にも鯛を使った様々な郷土料理やご当地グルメがあるので、愛媛に来たら鯛を食べるのが毎回の楽しみです。

特に宇和島鯛めしは愛媛の鯛料理の中でも一番大好きなので、必ずどこかのお店に食べに行くと決めています。

ほづみ亭

今回宇和島鯛めしを食べに訪れたのが、愛媛県宇和島市にあるお店『ほづみ亭』。

元々は旅館として創業したそうで、料理屋に業態変更したのは三代目の1976年の頃。

正確な情報は調べてもわかりませんでしたが、旅館時代から合わせて100年くらいの歴史があるお店のようです。

宇和島鯛めしだけでなく、さつま飯、じゃこ天、丸ずし、ふくめん、フカの湯ざらし、鯛そうめん、太刀魚竹巻など、愛媛名物を豊富に取り揃えた大人気の郷土料理店とのこと。

「ミシュランガイド広島・愛媛 2018 特別版」ではミシュランプレートを獲得、食べログの居酒屋百名店には2021年に選出されていました。

以前関西で開催された四国物産展でこちらのお店が出店していて、初めて宇和島鯛めしを食べましたが、その美味しさに感動したので、宇和島に来たら必ずお店に行こうと決めていました。

今回は予約を代行してくれるアプリ「AutoReserve」を使い、1週間くらい前に予約をしてからの訪問。

アクセス

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

コメント

コメントする

目次