訪問日:2025年5月17日(土)
揚げ足鳥とは
愛媛県四国中央市の名物として知られている「揚げ足鳥」。
「揚げ足鳥」は下味を付けた鶏の骨付きもも肉を一本丸々油で素揚げにした豪快な料理。
お隣香川県の名物である「骨付鳥」に似ているといわれていますが、「骨付鳥」はオーブン釜などで焼き上げるのに対し、「揚げ足鳥」は油で揚げているため調理法に違いがあります。
また「焼き鳥」といえば一般的には「串焼き」のものを指しますが、この地域ではこの「揚げ足鳥」が「焼き鳥」と呼ばれ親しまれてきたとのこと。
その歴史は昭和33年(1958年)に、川之江でテーブルと長椅子を置いた小さな屋台で提供されたのが始まりといわれており、その後次第に市内へ広まっていったそうです。
特に焼き鳥店などの鳥料理店では定番のメニューで、市内では30店ほど提供店があるといわれています。
「揚げ足鳥」の他にもお店によって異なりますが、手羽のブツ切りにパン粉をつけて油で揚げた「ざんぎ」や、味付けした手羽先の唐揚げ「手羽」も人気だそうです。
若鳥 大門店

今回訪れたのは、愛媛県四国中央市の川之江町にあるお店『若鳥(わかとり) 大門店』。
旅行情報誌「まっぷる」では、こちらのお店が「揚げ足鳥の元祖」として紹介されていました。
お店のInstagramによると、こちらの大門店が1号店で、他に2号店の「中曽根店」があるようでした。
同じ川之江町に「若鳥 本店」というお店もあるようで、気になり調べてみたところ、こちらは元々「若鳥いしむら」というお店で、『若鳥 大門店』の親戚の方が営業しているという情報が出てきましたが、経営は同じなのか別なのか正確な情報はよくわからず。
アクセス
大門店は川之江駅から徒歩11分くらいの距離。


駐車場は店舗の斜め向かいにある道を進んだ先にありました。
混雑状況
この日は土曜日、お店には16時10分頃に訪問。
この時店内は先客1人のみで空いていましたが、しょっちゅう予約の電話がかかってきて、今から行きますみたいな席の確認も多かったので、事前に空き状況を確認しておく方が良いかもしれません。
メニュー・商品ラインアップ

今回はテイクアウトで「足」を1本購入。
テイクアウトの場合は事前に電話で受け付けも出来るようですが、お店で注文する場合は東側にある入口を開けて注文し、先に会計を済ませます。
この時店内には空席があったので中で待たせてもらうことができ、待ち時間は10分くらいで済みました。
感想


【足(1本)】800円(税込)
外は香ばしくてパリッと食感が良く、身は程良く脂が乗って柔らかくジューシー。
このタイプの鳥料理の中では比較的あっさりめの味付けで、鶏の美味しさが活かされています。

今回は大好物のモンスターエナジーと共にいただきましたが、特に炭酸との組み合わせは素晴らしく、唸ってしまう美味しさでした。
サイズも大きくてずっしりとボリューム満点、これ1本だけでだいぶお腹が満たされて大満足でした。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/wakadori_ageashidori
食べログ
若鳥 大門店
0896-58-0328
愛媛県四国中央市川之江町2244-3
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