訪問日:2022年7月22日(金)
函館朝市

鮮魚店を中心に、農産物店、干物や珍味などの加工品店、日用品店、お土産店、飲食店など約250店が集結し、古くから”市民の台所”として親しまれている大人気スポット『函館朝市』。
歴史については公式サイトに詳しく書いてありました。
昭和20年(1945年)、戦後に函館周辺の農業生産者の一部が函館駅前広場の隅で野菜の立売りをしたことに始まり、昭和21年に駅前広場から移動し、立売りを路上で設営して露店の形態で営業。
昭和22年、立売り露店形態は衛生・交通等の見地から常に立退きを迫られていたそうで、渡島農業協同組合連合会の協力援助を受け、生産者と消費者が売買を行う野天市場が誕生。
その後函館近郊から露天商やガンガン部隊が集まり、 市場の機能が拡大混乱に陥った為、渡島農業協同組合連合会の中に運営委員会を設け、管理運営にあたり市民に認識されていったそうです。
そして市と交渉して市所有地1997㎡を買収し、現在地に移転したのが昭和31年9月21日。
生産者所有の市場を持つことで、従来の渡島農業協同組合連合会を渡島蔬菜農業協同組合に改組し、新たに朝市連合会が分岐誕生。
昭和62年に法人組合(6法人)により、強力な組織を作って力を結集する必要性から、函館朝市協同組合連合会が設立。
現在連合会に加盟している店舗は(約150店舗)、加盟していない店舗が(約100店舗)あり、加盟店では函館朝市の信用と秩序を保つ連合会推奨店看板(あさいっちゃんマーク)を掲げています。
加盟店は朝市ガイドマップに掲載されていて、加盟店で2200円以上利用すると、朝市駐車場の60分無料サービスが受けられるようです。
店舗によって異なりますが、1月〜4月は朝6時、5月〜12月は朝5時から営業しているので、お土産の購入や朝食を食べに行くなど、函館に来たら必ず朝に訪れています。
駅二市場 元祖 活いか釣堀

今回朝食を食べに訪れたのが、函館朝市の「駅二市場」にある『元祖 活いか釣堀』。
こちらは函館近海のイカを、専用の釣り竿を使って自分で釣り上げ、その場で刺身にしてもらって食べることが出来るお店。
他にもイカ釣りが楽しめるお店はありますが、函館駅二商業協同組合の公式サイトを見ると、駅二市場が函館朝市で一番最初にイカ釣りを始めたと書いてありました。
アクセス
混雑状況
早くに売り切れることもあるようなので、売り切れていたら別のお店に行こうと思っていましたが、今回は平日金曜日の朝6時半頃に訪問、4人くらい並んでいましたが、釣堀内には大量のイカが泳いでいて、問題なく楽しめました。
メニュー・商品ラインアップ
イカの種類は1月~5月が「ヤリイカ」で、6月~12月が「マイカ(スルメイカ)」になるそうです。
価格は時価で、この日は1尾800円とお手頃価格。
感想

釣る時はイカの耳に針を引っ掛けます。
イカはサイズに違いがあるので、出来るだけ大きいものを狙いたかったのですが、そんなに大きく違いはなかったので、釣りやすそうなものを狙ってサクッと釣り上げました。
水から上げた瞬間、イカが水やスミを吐くので注意、私はスミは吐かれなかったですが、水はしっかり飛んできました。笑
釣り上げた後は、すぐにスタッフの方が捌いてくれて、その様子を見て楽しむことができます。
胴体はもちろん、ゲソやゴロ(内臓)も一緒に乗せた鮮度抜群のイカ刺し、提供直後はゲソがまだ動いていて、醤油をかけると大暴れしたのでかなり怖かったです。笑
ほんのり甘味があり、コリコリとした歯応えのある食感、生姜醤油が相性抜群でとても美味しいです。
ゴロを一緒に食べると、独特の香りと濃厚な旨味が絡んでクセになる美味しさ。
やはり鮮度抜群のイカ刺しは最高ですね。



釣堀の周りにはミニ水族館もあり、可愛い魚が泳ぐ様子も楽しめました。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
函館朝市 駅二市場 活いか釣り広場
0138-22-5330
北海道函館市若松町9-19
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