訪問日:2022年7月15日(金)
大沼だんご 沼の家

北海道亀田郡七飯町、大沼公園の名物として知られる「大沼だんご」の元祖といわれているお店『沼の家(ぬまのや)』。
初代の堀口亀吉氏は明治36年(1903年)に函館本線開通と共に大沼に移住。
明治38年(1905年)に大沼が道立公園に指定され、初めて道南を走った陸蒸気に乗って大沼に来る観光客のお土産に新粉のだんごを作り、「大沼だんご」として明治38年(1905年)5月に製造販売を開始したのがお店の始まりとのこと。
「大沼だんご」は串に刺さっていないのが大きな特徴で、折で大沼湖、小沼湖を表現し、だんごを湖面に浮かぶ126の島々に見立てているそうです。
食べログのスイーツ百名店には2019年に選出。
人気漫画「ゴールデンカムイ」に登場したことでも有名なようで、とても気になっていました。
大沼公園で観光もしつつのんびりしたかったのですが、今回は函館から札幌への移動で余裕がなく、近くを通るのでせっかくならおだんごだけでも!と思い、買っていくことにしました。
アクセス
場所はJR函館本線の大沼公園駅からすぐ近く。
お店の横を進んだ先に駐車場もありました。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には11時過ぎに訪問。
この時店内には10人くらいお客さんがいて結構混んでいました。
メニュー・商品ラインアップ

商品写真は一部のみ、目当ての大沼だんごの他、お土産類も色々販売していました。
味は醤油、あん、胡麻の3種類があり、「あんと醤油」、「胡麻と醤油」の2種類セットの小折390円と大折650円がありました。
今回は『あんと醤油』の小折を購入!
感想




【あんと醤油 小折】390円(税込)
あんも醤油ダレもたっぷり、だんごは1個当たりは指先くらいと小ぶりながらギッシリ入っていて、容器はズッシリと重量感があります。
あんの方が量が多いのは、あんが大沼、醤油が小沼ということですかね?
ツルンとした舌触りに、モッチリととろけるような柔らかな食感。
あんは小豆の風味が良く、甘さがしっかり効きつつもクドさのない上品な後味。
醤油ダレもそこそこ甘いですが、あんと食べ比べると醤油の旨味が際立ち控えめの甘さに感じました。
正直小折でもかなり満腹になる量で、1人よりも2~3人で分けるくらいで丁度いいかもしれません、そう考えるとすごくコスパ高いがですね。
この日は同じく「大沼だんご」を販売している「谷口菓子舗」でも買っていき食べ比べをしましたが、「谷口菓子舗」はだんごがモチッとコシがある食感、あんの味わいは濃厚で、味や食感は『沼の家』の方が好みという結果でした。
(※大沼だんごは沼の家の商標登録なのでこちらでは”二色だんご”という名前で販売)
ただ「谷口菓子舗」は更に安い350円という価格で、醤油・あん・胡麻をセットにした「三色だんご」を販売しており、それぞれに素晴らしい魅力がありました。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
沼の家
0138-67-2104
北海道亀田郡七飯町字大沼町145
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