MENU

具材が豪華な五目バージョンのベトコンラーメン『国士無双』!【ベトコン亭】(三重県四日市市)

当ページのリンクには広告が含まれています。

本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2025年9月25日(木)

目次

ベトコンラーメンとは

愛知県一宮市、あるいは岐阜県岐阜市が発祥とされるご当地ラーメン「ベトコンラーメン」。

丸ごと、または粗く砕いた大ぶりのニンニクをふんだんに使い、ニラ、もやしなどの大量の野菜と共に唐辛子で辛く味付けして炒め、ラーメンにトッピングしたもの。

スープは鶏ガラや豚骨などをベースにし、基本は醤油味ですが、味噌味や塩味を提供しているお店もあります。

愛知県一宮市発祥説としては、発祥のお店を掲げる昭和44年(1969年)創業の中華料理店「ベトコンラーメン新京」というお店の公式サイトに以下のように書いてあります。

【ベトコンラーメンの発祥】
新京とベトコンラーメンの発祥と由来は初代店主が1932年(昭和7年)に満州国の新京市で生まれた事にさかのぼります。
 昭和10年頃に新京市の父の元でボーイとして働いていたチアンさんが色々と中国の食べ物を作ってくれました。
そのなかに今のベトコンラーメンの原型のそばを食べました。
昭和20年8月終戦で国中が働かなければ食べれない状態になりチアンさんがやり始めた料理店や街頭のラーメン屋でなりふりかまわず働いた経験が今の新京に生きています。
【開店当初のメニュー】
昭和44年、父の繊維会社が不況で倒産した時に愛知県一宮市で「新京」を始めました。
開店当初、疲労と湿気で食欲不振になり体調をくずした時、当時調理を担当していた安井氏がニンニクと唐辛子の入ったラーメンを作ってくれました。
それは満州時代を思い出させる懐かしい味でした。
皆さんにもこの元気になるラーメンを食べてもらいたいと考えメニューとして出せるよう考案し完成したのが現在のベストコンディションラーメンです。
お客様より「ベトコンをくれ!」ということが多く、メニューをよびやすいベトコンラーメンにしました。
これが新京とベトコンラーメンの発祥と由来です。

ベトコンラーメンの発祥と由来

岐阜県岐阜市発祥説については、発祥のお店が岐阜市川部の「ベトコンラーメン香楽」といわれていて、こちらは公式サイトなどは見当たらず正確な由来については不明。

Wikipediaには「ベトコンラーメン香楽」は開店当初の1975年からベトコンラーメンを提供していて、名前の由来は南ベトナム解放民族戦線の勇気に感動して命名したと説明したとのこと。

とはいえ「ベトコンラーメン新京」でも、現在は「ベストコンディションラーメン」が由来と書いてありますが、最初はベトナム戦争で戦闘中のベトコン(南ベトナム解放民族戦線)の勇敢な姿を見て名付けたものの、戦争が激化して日本国内で反戦ムードが漂いはじめ、悲惨なベトナム戦争を連想させる「ベトコン」は食事の名称にふさわしくないことから、「ベストコンディションラーメン」という由来に変えたという情報も出てきました。

べトコンラーメンの提供店は愛知県、岐阜県、三重県など東海地方が中心ですが、全国各地に点在している印象。

またべトコンラーメン専門店(特に新京の関係店)では、基本のべトコンラーメンの他、具材が豪華になった五目バージョンの「国士無双」があったり、サイドメニューで「ゲソカラ」が定番なのも特徴です。

ベトコン亭

今回訪れたのは、三重県四日市市の西新地にある、「べトコンラーメン」の専門店『ベトコン亭』。

お店のオープン日や、べトコンラーメンを提供している背景(新京と関係あるお店?)などは調べてみてもよくわかりませんでした。

今回は大阪から下道を通って茨城県への移動途中、夕飯時に近くを通る予定だったので、寄っていくことにしました。

アクセス

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次