訪問日:2024年2月9日(金)
長崎名物「一口餃子」とは
長崎名物の1つといわれる「一口餃子」。
大阪や博多で名物となっているのは知っていたものの、長崎でも名物だと知ったのはごく最近のこと。
Wikipediaのページ「ひとくち餃子」にも大阪と博多については記載がありましたが、長崎については特に見当たらず。
しかし長崎市内を中心に「一口餃子」の専門店は多くあり、特にツートップといわれている人気店が「宝雲亭」と「雲龍亭」。
「宝雲亭」は1949年に中洲で創業した、博多における一口餃子の元祖として知られており、初代が満洲で食べた水餃子をもとに焼き餃子を提供したことが始まりとのこと。
長崎の「宝雲亭」は博多の「宝雲亭」から暖簾分けされたという情報も出てきましたが、どちらのお店でも食べてみたところ、結構特徴が異なる餃子なので、結局真偽は不明。
そして長崎の一口餃子の元祖は「宝雲亭」という情報も目にしましたが、創業年は「雲龍亭」の方が早かったり、長崎における一口餃子の歴史は調べてみてもよくわかりませんでした。
どういった背景があるのか、詳しい方に是非教えていただきたいです。
とりあえず長崎を訪れた際は、一口餃子を食べに行くのが楽しみの一つ。
一口餃子専門店 トラの門
今回訪れたお店が、長崎県長崎市元船町にあるお店『一口餃子専門店 トラの門』。
オープンは2015年7月。
店主の方は「雲龍亭」で10年修業されたそうで、その味を受け継いでいるとのこと。
アクセス
場所は五島町駅、大波止駅から徒歩3分、長崎駅からも徒歩9分くらいの距離。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
混雑状況
今回は一度平日木曜日の22時40分頃に訪問したところ、ラストオーダーは23時のようですが、この時既に売り切れ終了のようでした。
改めて翌日の平日金曜日に再訪、22時過ぎに着きましたが、今度はまだ営業中で一安心。
店内は客入り7割くらいで結構混んでいました。
メニュー・商品ラインナップ
メニューは餃子をメインに、「ニラトジ」、「キモニラ」、「キモテキ」といった料理があるのも一口餃子専門店の特徴。
今回は同行者と2人での訪問、餃子は3人前(1人前10個450円(税込))、ドリンクはウーロン茶300円(税込)を注文!
感想
餃子は作り置きは一切せず皮から毎日仕込み、餡には長崎の島原から取り寄せる豚肉、玉ねぎは季節によって淡路島産、佐賀産、長崎産を使い分けているとのこと。
焼き目は香ばしくカリッカリ、皮は見た目は厚そうですが、モッチリしつつも意外と薄めで柔らかな食感。
中は野菜の甘味も効きつつ、ジューシーな肉の旨味が楽しめ、程よいニンニク感も絶妙。
薬味にラー油だけでなく、柚子胡椒があるのも九州の餃子店では結構多い印象。
辛味ピリッと風味爽やか、これが本当に相性抜群で美味しいです。
一口の小ぶりサイズではありますが、30個は写真で見てもわかるようになかなかの量。
しかしこの日3軒目の夕食でありながら、2人で一瞬でペロリと完食。
個人的には前回「雲龍亭」で食べたものよりも美味しく感じました!
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://nagasaki-toranomon.com
食べログ
一口餃子専門店 トラの門
095-823-5665
長崎県長崎市元船町7-7 K2ビル 1F
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