訪問日:2024年3月21日(木)
塩釜水産物仲卸市場
宮城県塩竈市の新浜町にある、東北最大級の規模を誇る仲卸市場『塩釜水産物仲卸市場』。
設立は1965年。
売り場は4950平方メートルの広さ、鮮魚介類、塩干加工品、凍魚、冷凍食品、珍味など種類豊富な店舗が100店もあるそうです。
塩釜港は北は北海道、南は九州・沖縄からのマグロ船団の基地になっていることから、日本有数の生マグロ水揚げ量を誇るという港。
場内には25ものマグロ専門店が軒を連ねているそうです。
主に近海のメバチマグロが水揚げされ、三陸東沖で秋口から冬場(9月〜12月)にかけて、塩釜市魚市場に水揚げされる選りすぐりのメバチマグロは、「三陸塩竈ひがしもの」というブランドマグロに認定されているそうです。
業者などのプロに限らず、一般のお客さんでも卸値で買い求めできる全国でも数少ない卸市場で、場内で購入した魚介類をその場で焼いて食べられる「自由焼炉」や、海鮮丼にして楽しめる「マイ海鮮丼コーナー」など11カ所の食事処があり(2024年12月時点)、観光客も多く訪れる人気スポット。
マイ海鮮丼コーナー
今回私が訪れたのが、市場内の6号売場にある『マイ海鮮丼コーナー』。
場内で食べたい海産物を自由に購入し、自分でご飯に盛り付けてオリジナル海鮮丼を作るという面白いコンセプト。
青森の「のっけ丼」や釧路の「勝手丼」など、同じタイプの海鮮丼は全国各地にありますが、個人的にこのタイプのお店は大好きなので、見つけるたびに行きたくなります。
私は以前一度行ったことがありますが、お気に入りスポットになり今回で2回目の訪問。
朝6時半から営業しており朝食にもピッタリです。
アクセス
塩釜水産物仲卸市場は東塩釜駅から徒歩14分くらいの距離。
今回は仙台から車で向かいましたが、車で40分くらいかかりました。
駐車場は約500台分あるそうです。
混雑状況
この日は平日の木曜日、市場には7時40分頃に到着。
この時お客さんはチラホラいるくらいで席も空きが多く、特に待ち時間無くすんなりと回れました
メニュー・商品ラインナップ
先に市場内を回って海鮮丼の具材を購入し、その後6号売場の『マイ海鮮丼コーナー』でご飯セットを購入。
同じネタでもお店によって若干値段が変わるので、一通り市場内を回って気になるネタをメモし、どういう海鮮丼にするかしっかりイメージしてから買うのがオススメです。
私が回っていた時はまだマグロ系などはあまり数が多くなかったのですが、退店時の8時過ぎにはマグロや、1パックで様々なネタが楽しめるセットメニューの数も増えたので、あまり早すぎる時間よりは少し遅めの方がラインナップは充実するようです。
1人だと量が多い商品もあり、複数人で色々シェアする方がお得に楽しめます。
私は今回同行者と2人での訪問なので、いくつかシェアしながらいただきました。
ご飯セットは並、大、特があり、無料で雑穀米へも変更可能、酢飯希望の方にはすし酢も100円で販売していました。
感想
今回購入したものは以下の通り。
【購入一覧】(価格はいずれも税込)
○筋子・たらこ・明太子300円
○赤えび300円
○さしみ用いか300円
○炙りサーモンはらす300円
○ぶり500円
○殻カキ400円×1・350円×1
○マイ海鮮丼用ごはんセット並400円×2
殻カキは400円のものを2個購入しましたが、中身のサイズが少し小さかったので350円に値引きしてもらえました。
合計を2で割ると一人あたり1625円という結果です。
激安というわけではないのですが、好きなものだけで海鮮丼が作れるのは嬉しいですし、選ぶ楽しさも考慮すると満足感も高め。
特に美味しかったのは、瑞々しく濃厚な殻カキ、大きくてプリッとした弾力と濃厚な甘味が楽しめる赤えび、肉厚で程良く脂が乗ったブリ。
今回はこれだけでお腹が満ちてしまい、連食は出来なかったのですが、塩釜水産物仲卸市場には他にも色々な食事処があるので、また『マイ海鮮丼コーナー』以外を目当てに訪れたいところ。
特に人気ラーメン店の「だし廊」が入っているのが嬉しいですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
塩釜仲卸市場 マイ海鮮丼コーナー
022-362-5518
宮城県塩竈市新浜町1-20-74 塩釜水産物仲卸市場
コメント