MENU

柑橘専門伊藤農園の直営店!夏季限定の『まんまるミカンのかき氷』!【カフェみかんの木】(和歌山県有田市)

当ページのリンクには広告が含まれています。

本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2025年9月10日(水)

目次

日本一のみかんの産地 有田地域

みかん生産量日本一を誇る和歌山県の中でも、代表的な産地として知られている有田(ありだ)地域(有田市・湯浅町・広川町・有田川町)。

有田地域はみかん栽培を日本で初めて生計の手段に発達させ、みかん栽培の礎を築いたといわれており、令和3年2月には「日本農業遺産」に認定されています。

その歴史は天正2年(1574年)に、伊藤家六代孫右衛門が肥後国八代(熊本)から小みかんの小木2本を持ち帰ったことが始まりとのこと。

江戸時代には日本初のみかん共同出荷組織「蜜柑方」を設置し、生産量を飛躍的に伸ばし、全国に流通を広げ、有田地域を起点に広島、愛媛、静岡、徳島といった各地へみかん栽培を普及させました。

1813年には鹿児島県より「温州みかん」を移入し、明治時代には全国に先駆けて「紀州小みかん」から「温州みかん」への転換を進め、現在日本でもっとも生産されている代表品種に。

「温州みかん」は1500年~1600年頃に鹿児島県で、中国から伝わった柑橘類から偶発実生として生まれたといわれています。

当時のみかんは「紀州みかん」が主流で、家名の存続が重視されていたことから「種子がない=子孫繁栄に繋がらない」として、種の無い温州みかんは普及せず避けられていたとのこと。

明治時代にはその食べやすさと玉の大きさが人気となり、生産が盛んになったそうです。

昭和ではみかん栽培を戦争からの復興の柱に、高品質みかんの生産や多様な出荷組織の共存により価格低迷期を乗り越え、有田地域は400年以上に渡って持続的発展を遂げ、日本のみかん産業を牽引しています。

有田地域を訪れると、一面に広がるみかん畑の絶景や、みかんを使ったスイーツが楽しめるカフェなども多く、食べ歩きも楽しめます。

カフェみかんの木

今回訪れたのは、和歌山県有田市の紀伊宮原駅近くにある『カフェみかんの木』。

こちらは明治30年(1897年)に創業し、柑橘の生産・加工・販売を行っている「株式会社 伊藤農園」の直営店で、2024年4月13日にオープン。

フード&スイーツメニューの全てに柑橘が使用されていることが特徴で、柑橘専門の伊藤農園ならではの魅力的なお店になっています。

アクセス

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次