訪問日:2023年5月5日(金)
アリランらあめんとは
千葉県の長柄町発祥という名物ラーメン「アリランらあめん」。
「アリランらあめん」とは、独自の調理方法により、玉ねぎをベースに豚肉・ニンニク・ニラ・ネギを使用したピリ辛のラーメン。
昭和47年(1972年)創業という「八平の食堂」の店主である古市豊氏によって考案されたとのこと。
古市豊氏は当時屋台を引いて営業していたそうで、客からの「個性的なラーメンを作ってほしい」という要望から、5年間の試行錯誤の末に完成させたそうです。
「アリランらあめん」という名前の由来は、その昔、韓国に「アリラン峠」という峠があり、その峠にまつわる物語の歌があったそうで「八平の食堂」の場所も峠であり、”昔の峠越えというのは非常に困難で元気を出さなければ越えられなかったはず、そんなときに体力のつくものを・・・”というイメージで考案されたとのこと。
らーめん八平
現在は本店である千葉県長生郡長柄町にある「八平の食堂」と、千葉県長生郡長南町にある「らーめん八平」で提供されています。
以前は千葉県市原市の「味覚」というお店もありましたが、残念ながらこちらは2019年9月30日に閉店してしまったとのこと。
前回「八平の食堂」に行ったので、今回は長南町にある『らーめん八平』に行ってみることにしました。
アクセス
お店の場所は公共交通機関では行きにくい山の中にあり、今回は車での訪問。
混雑状況
この日は祝日の金曜日、お店には13時10分くらいに訪問。
この時外待ちはありませんでしたが満席だったので、店頭で先に注文と会計を済ませ、少し店前で待つことに。
この後一気に人がたくさん増えて15人待ちくらいになったので、タイミングが良かったです。
メニュー・商品ラインナップ
前回は普通の「アリランらあめん」を食べたのですが、こちらはチャーシューがトッピングされず、このチャーシューがとても美味しいと聞いたことがあるので、今回はアリランらあめんにチャーシューを追加した『アリランチャーシュー』を注文!
感想
【アリランチャーシュー】1300円(税込)
具材は追加したチャーシューに、ネギ、ニラ、玉ネギ、ニンニクなど。
スープはニンニクやニラの風味が効いたコクのある味わいで、辛さは食べやすいピリ辛くらい。
麺は「八平の食堂」で作っているという自家製麺で、プリプリとした弾力のある食感の中太縮れ麺。
チャーシューはホロッととろける脂とともに濃厚な肉の旨味が広がり、確かに追加して大正解の美味しさ。
たっぷり入った柔らかい玉ネギは甘く、ニンニクはとろける食感で臭いがキツ過ぎず風味の良いアクセントに。
チャーシューは今回初めて追加しましたが、ラーメンそのものもなんとなく前回食べた時よりも美味しく感じました。
アリランらあめんという名前ではなく、「らんしゅうめん」という名前で少し似たようなラーメンを提供している「お食事処 やちよ」というお店が長南町にあるそうなので、次回はこちらも行ってみたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
らーめん八平
0475-46-1167
千葉県長生郡長南町山内813-2
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