訪問日:2023年11月28日(火)
知覧茶とは
静岡県に次いで、全国2位のお茶の産地である鹿児島県。
そんな鹿児島茶を代表するブランドとして知られているのが、南九州市で生産されている「知覧茶」。
南九州市の茶業は約350年の歴史があるそうで、平成19年12月に頴娃町、川辺町、知覧町が合併し「南九州市」が誕生したことによって、市町村単位で「日本一のお茶生産量を誇る町」になったとのこと。
「知覧茶公式サイト」によると、現在3,421ha(東京ドーム727個分)の広大な茶園で613戸の生産者、104の茶工場が約11,700t(国内の約16%)の荒茶を生産しており、生産額は約89億円を誇るそうです。
全国・鹿児島県茶品評会等で産地賞や農林水産大臣賞等の特別賞を連続で受賞。
さらにお茶の安全性や品質管理を行う、GAPやISO、JAS有機等の第三者認証についても積極的に取り組み、80の茶工場が認証を取得。
平成28年度末まで頴娃・知覧・川辺の旧3町の茶業者は、それぞれが独自のブランドで茶業に取り組んできたそうですが、平成29年4月よりこれから未来永劫に茶業が繁栄することを誓って茶業者が心を一つにするため南九州市の茶銘柄を「知覧茶」に統一したとのこと。
南九州市を訪れると、美味しいお茶が飲めるだけでなく、お茶を使った料理やスイーツなどのお店も多く、様々なバリエーションが楽しめます。
また、一面に茶畑が広がる絶景も楽しめます。
CAFE 201
今回訪れたお店が、鹿児島県南九州市知覧町、武家屋敷庭園の裏手に流れる麓川を挟んだ場所で営業しているお店『CAFE 201(カフェ ニーマルイチ)』。
オープンは2017年。
公式サイトによると、店名には「CAFE201号室という部屋にふらっと遊びに来て欲しい。お客様やスタッフ、様々な形でcafe201に関わる人。全員が楽しんで過ごす事ができる空間にしたい。SNSでは持てないリアルな繋がり。知覧町というこの場所から生み出していきたい。」という思いが込められているとのこと。
こちらのお店の他、姉妹店として「GAS COFFEE」、「グライツコーヒーロースタリー」というお店もあるようです。
『CAFE 201』は旅行情報誌「まっぷる」を読んで知ったお店。
知覧茶を使ったハンバーガーやシュークリームが人気と書いてあってとても気になり、今回初訪問。
アクセス
お店の近くに駅は無く、今回は車での訪問。
駐車場はお店の向かいにありました。
混雑状況
この日は平日の火曜日、お店には11時過ぎに到着。
この時店内は先客2組のみで空いていました。
メニュー・商品ラインナップ
今回の目当ては「知覧バーガー」2種類にドリンクとデザートが付いた「ランチセット」ですが、残念ながらこちらは12時~14時の提供だそうです。
単品の注文は可能なので、今回は「知覧バーガー」2種類と「知覧抹茶プリン」を注文!
水ではなくてお茶が提供されるのも嬉しかったです。
感想
【知覧バーガー】各400円(税込)
バンズに知覧茶を練りこんだ緑色のハンバーガーで、サイズは小ぶり、具材はパテとチャーシューの2種類があります。
バンズはフワッとお茶の風味が広がり、サクッとふんわり食感。
チャーシューはカリッとこんがり焼かれて香ばしく、濃口のタレとマヨネーズ、瑞々しいシャキシャキレタスが相性抜群。
パテの方もソースがかかっていますが、肉の旨味が力強くその味わいがメイン。
ジューシーで甘酸っぱいトマトにレタスがサッパリとして、こちらも美味しかったです。
【知覧抹茶プリン】400円(税込)
知覧茶と知覧抹茶を使ったプリンとのこと。
上品な甘さでお茶の風味がバランス良く効き、苦味は後味にほんのりあるくらいで、優しくまろやかな味わい。
こってりとした生クリームはコクが増してとてもミルキー。
カラメルシロップではなく黒蜜で、ホクホクと風味豊かな小豆がトッピングされているのも素晴らしい組み合わせ。
スイーツも美味しかったです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
CAFE 201
0993-83-2410
鹿児島県南九州市知覧町郡13731-1
コメント