訪問日:2019年3月23日(土)
前田冷菓 ちりんちりんあいす

創業昭和35年、長崎名物『ちりんちりんあいす』を製造販売している会社『前田冷菓』。
昭和30年代の長崎では、子供向けの紙芝居や、豆腐、野菜などの行商が売り歩く際に、鐘を鳴らして市内を回っていたそうです。
それと同様に鐘を鳴らしながら屋台を引いていたことから、「ちりんちりんあいす」と命名されたとか。
今は鐘を鳴らしてはいないそうですが、販売している屋台には当時のまま鐘を置いているそうです。
販売場所は観光名所として人気の眼鏡橋の近くにあるのは有名ですが、他にもグラバー園や平和公園など、様々な場所に屋台があります。
冬場は販売しておらず、大体3月中旬から11月末が販売時期。
屋台ごとで販売日や販売時期も異なり、一覧は公式サイトに掲載されていました。
今回は3月下旬に長崎を訪れたので、眼鏡橋を見に行くついでにちりんちりんあいすを買ってみることに。


屋台は橋のすぐそばにありました。
メニュー・商品ラインアップ
屋台の色で販売している味が異なるらしく、青色は創業当初からの懐かしい味「プレーン味」を販売。
赤茶っぽい色のレトロ風屋台では、新開発の「オリジナル味」をメインで販売。
2種類の味を搭載したダブルタイプもあるとか。
オリジナル味は「長崎カステラ」、「復刻バナナ」、長崎幻果実「ゆうこう」、長崎県産の「イチゴ」、「はやか」、「そのぎ茶」、出島限定販売の「チョコ味」など、色々あります。
この時の屋台は青色。
初めて食べるならまずはプレーンタイプが良かったのでちょうど良いですね。
アイスは150円(税込)ととても良心的な価格、普通のアイスクリームに比べて低カロリーなのも嬉しいですね。
元々は100円だったそうですが、2010年代半ばに150円へ値上げしたそうです。
そして今回の訪問時は3月下旬だったので150円でしたが、4月からはさらに値上げされたという噂。
こちらも販売場所によって異なるらしく、200〜300円という情報を目にしました。
感想

綺麗なバラの形に作ってくれるのもちりんちりんあいすの特徴。
秋田で食べたババヘラアイスを思い出します。
昔懐かしいアイスクリンのような、少しシャリっとしたシャーベットのような口当たり。
ミルキーな味わいでさっぱりした甘さ、少しミルクセーキっぽい印象も受けます。
値上げしたというのは残念ですが、とりあえずまだ安いうちに買えてよかったです。
また長崎に行った時は違う味も食べてみたいところ。
ご馳走さまでした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
前田冷菓
0957-42-4231
長崎県長崎市魚の町8
コメント