訪問日:2025年5月6日(火)
フレンチモンスター 瀬戸内フードアート

徳島県鳴門市、鳴門スカイラインの絶景スポット「四方見展望台」に隣接するカフェ『フレンチモンスター 瀬戸内フードアート』。
こちらは東京都港区西麻布にある、2015年11月にオープンした「レストランフレンチモンスター」の系列店。
「レストランフレンチモンスター」は代表の故郷である徳島の生産者から届く食材を使った本格フランス料理店とのこと。
店名の「モンスター」は怪物ではなく「mon star=私の星」で、生産者さんたちを輝かせたいという思いを込めた造語だそうです。
徳島の魅力を発信する方法を模索していた中で着目したのがお菓子であり、徳島を代表する名産品である鳴門金時を使ったクリームを手焼きのサブレにたっぷりサンドした逸品「月へ鳴門へ」は「2018瀬戸内おみやげコンクール」にて最優秀賞を受賞。
当時は西麻布のレストランのオーブン1台で作っていたため、鳴門金時の生産者さんの近くでお菓子工房として2020年1月にオープンしたのが『フレンチモンスター 瀬戸内フードアート』だそうです。
360度の絶景が広がるルーフトップも人気で、隣接する「四方見展望台」よりも高い位置から淡路島、瀬⼾内海、紀伊⽔道、⼩⾖島、釣りのイカダが浮かぶウチノ海を眺めることができるとのこと。
景観もスイーツも気になり、今回初訪問です。
アクセス
近くに公共交通機関は無いので、今回は車での訪問。
駐車場は店舗前にありました。
混雑状況
この日はゴールデンウィークの祝日の火曜日、お店には15時20分頃に訪問。
この時店内はテイクアウトを注文している先客1人のみで空いていました。
この日は残念ながら天気に恵まれなかったので、その影響はあるかもしれません。
メニュー・商品ラインアップ



テイクアウトメニューなら2階でも食べられるようですが、この日は景観が微妙で寒かったので、1階の店内席でのんびりとスイーツを堪能することにしました。
実は今回一番食べたかったのはプリン。
鳴門金時のクリームがのった「月へ鳴門へプリン」に、上述の看板商品である「月へ鳴門へ」、そしてJAL国内線ファーストクラスの茶菓子に採用された酒粕のサブレ「鳴門第二ボタン」、ドリンクも付いた魅力的なセットがあったのでこちらを注文!
感想

【月へ鳴門へプリンセット(ホットコーヒー)】1300円(税込)

「月へ鳴門へプリン」は卵の味わい濃厚なしっかりかための食感、カラメルはキリッと苦味が強めですが、味に深みが増して個人的にかなり好みです。
鳴門金時クリームは芋の味わいが活かされた程良い甘さで、洋酒の風味も利いた上品な味わい。

「月へ鳴門へ」は手焼きサブレが香ばしくザクッとした食感。
中のクリームは鳴門金時・生キャラメル・カスタードで作った特製クリームで、プリンのものと似た味わいですが、これがまたサブレと相性抜群。
噛むとはみ出るくらい量もたっぷりで、鳴門金時の美味しさを堪能できます。
「鳴門第二ボタン」は大吟醸の酒粕をベースに、鳴門のうずしお、和三盆など、徳島由来のものを使用し、隠し味にイタリアのチーズグラナパダーノを使用しているとのこと。
サックリ食感で香ばしさはありつつ酒粕の風味は意外とそんなに強くは感じなかった印象。
ほんのりと甘味がありつつ塩気も利いた独特な味わい。

コーヒーはとても芳醇でコクがあり、苦味と酸味のバランスが良く余韻のある後味、スイーツとも相性抜群でとても癒される美味しさでした。



帰りには「四方見展望台」をチラ見しましたが、また天気が良いときに必ず再訪したいお店。
スイーツも美味しかったですが、ランチメニューには西麻布のレストランのグランドメニューを提供しているそうなのでとても気になります。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/frenchmonstar_setouchifood_art
食べログ
フレンチモンスター 瀬戸内フードアート
050-5593-1040
徳島県鳴門市瀬戸町中島田東山9
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