訪問日:2025年8月2日(土)
八天堂

広島県三原市に本社を構える、冷やして食べるとろける食感が特長の「くりーむパン」が看板商品のお店『八天堂(はってんどう)』。
創業は昭和8年(1933年)。
アメリカに端を発した大恐慌の影響を受けて暮らしが苦しくなっていく中、「甘くておいしい和菓子を通じて、少しでも周りの人たちを元気づけたい」と、三原市港町に和菓子の店「森光八天堂」を開いたことが始まり。
「八天堂」という名前は、昔から地元にあり親しまれているお堂「八天堂」が由来だそうです。
1975年には2代目が洋菓子を取り入れ、洋菓子・和菓子の店「ラ・セーヌ八天堂」と改名。
2008年には神戸のフロインドリーブというドイツパンの名店で修業をした3代目が、現在お店の代名詞になっている「くりーむパン」を考案。
和洋菓子の技術を導入し、冷蔵庫で冷やしてもしっとり柔らかいクリームパンが誕生したとのこと。
翌年の2009年にはスイーツパン専門店として屋号を「八天堂」に統一し、東京初出店。
2025年8月に公式サイトを確認した時点で、店舗は広島県内を中心に東京、神奈川、千葉、静岡、愛知、大阪、大分にあり、シンガポール、カナダ、マレーシアなど海外にも出店しているようです。
様々なコラボ商品や、コンビニエンスストア・スーパー等の小売店でも商品が販売されているため、全国的な知名度も高い印象。
八天堂cafe

今回訪れたのは、広島県三原市円一町、フジグラン三原敷地内の円一珈琲跡地にて、2024年3月29日にオープンした『八天堂cafe』。
こちらの店舗は創業地であり本社所在地のある広島県三原市の地元の方々への感謝の気持ちと、市中の賑わい創出に貢献したいという想いからオープンした店舗だそうです。
「にぎやか・ふんだん・たのしい」をコンセプトに、「くりーむパン」など八天堂の商品を取り入れ、アレンジしたモーニング・ランチ・カフェメニューを提供。
今回はモーニングを利用しようと思い、初訪問です。
アクセス
場所は三原駅から徒歩12分くらいの距離。
駐車場は店舗前にありました。
混雑状況
この日は土曜日、お店には8時半頃に訪問。
この時先客は3組くらいで空いていました。
メニュー・商品ラインアップ








店内ではくりーむパンも売っていました。
モーニングメニューはドリンク+570円で利用できるモーニングパンビュッフェや、ドリンク代のみで注文可能なモーニングセットメニューがあり、今回はお手頃価格のモーニングセットを注文。
ドリンクは『カフェラテ』を注文、やっぱり八天堂といえば「くりーむパン」なので、『モーニングプラン② パンA 日替わりクリーム2種』を選択!
感想

【カフェラテ】650円(税込)
【モーニングプラン② パンA 日替わりクリーム2種】

メニューには「トースト」と書いてあり、どちらのパンも写真では焼き目が付いていましたが、実際に提供されたものはトーストされてないと思います。

左の日替わりくりーむパンはふんわりとした白いクリームが入っていて、正式な商品名は見た目だけではわからなかったのですが、生クリームに少し練乳が混ざったような味という印象。
生地は薄皮でパサつかずしっとり柔らかな食感、とても美味しいです。
右の丸いパンはパサパサでもそっとした食感で、正直単体だと微妙だったのですが、トッピングのクリームを付けて食べると相性抜群。
2種のクリームは日替わりくりーむパンと同じ練乳っぽい生クリームと、生クリームとカスタードをブレンドしたものの2種類という感じでした。
フードメニューでは「半熟卵の鉄板クリームオムライス」、カフェメニューではくりーむパンをアレンジして生まれた「フレンチトースト」が人気NO.1メニューらしいので、また再訪したいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
八天堂cafe
0848-36-5777
広島県三原市円一町1-1-7

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