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琉球王朝伝統銘菓、きっぱん・冬瓜漬を製造販売している唯一のお店!【謝花きっぱん店】(沖縄県那覇市)

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訪問日:2023年1月26日(木)

目次

謝花きっぱん店

沖縄県那覇市の松尾にある、琉球王朝伝統の銘菓である「きっぱん(橘餅)」や「冬瓜漬」が看板商品のお店『謝花(じゃはな)きっぱん店』。

創業は1889年という情報が出てきました。

きっぱんとは

「きっぱん」はやんばる産(沖縄本島北部地方)のカーブチーや九年母(くねんぼ)など、香りの良い柑橘類を主原料としたお菓子。

きっぱんは琉球王朝時代、尚家から届けられた羽地みかん(九年母)を原料とした献上品だったとのこと。

冬瓜漬とは

「冬瓜漬」は冬瓜をアク抜きし、砂糖で煮詰めて作られるお菓子。

どちらも300年ほど前に中国の福州から沖縄に伝えられたそうです。

冊封使が来島した際の饗応料理、御冠船料理の献立には、菓子・干物・果物など16種類の豪華なデザートの中で、落花生、芭蕉の実、ぶどう、くわい、蓮根、まんみつ漬、やきとり、氷砂糖、レイシ、しらうお、サザエ、りゅうがん、乾し小エビ、くわーちぃ(スイカやかぼちゃの種を炒ったもの)に加え、「きっぱん」、「冬瓜漬」も供されていたとのこと。

一般の人が口に出来るようになったのは明治以降だそうです。

以前は何店か作っているお店があったそうですが、大変手間がかかるお菓子であることから、現在では『謝花きっぱん店』でしか作られていないとのこと。

アクセス

場所はゆいレール「県庁前駅」から徒歩9分の距離。

駐車場は無いので近隣のコインパーキングを利用。

混雑状況

この日は平日の木曜日、お店には15時過ぎに到着。

この時先客はおらず私のみでした。

メニュー・商品ラインナップ

商品は店頭での販売だけでなく、公式サイトでネット購入も可能。

「きっぱん」を作るのには丸4日かかるそうで、公式サイトには予約をお願いしますと書いてありました。

今回予約をしてなかったので買えないかなと諦めていたのですが、店頭に並んでいて一安心。

今回はきっぱんと冬瓜漬の両方が入った袋入りの2100円(税込)の商品を購入!

感想

【きっぱん】
(商品説明)
きっぱんは、やんばる産(沖縄本島北部地方)のカーブチーや九年母(くねんぼなど)、香りのよい柑橘類を主原料とした琉球銘菓です。みかんの皮をむく作業から、きっぱんが完成するまでに丸四日を要します。炊き上がったみかんの果肉の煉り具合の見極めなど、熟練した職人の目で一つ一つ確かめながらお作りしています。きっぱんは八等分に切り分け、お召し上がりください。保存料・添加物は一切使用していませんので、風味をそこなわないようお早めにお召し上がりください。

【冬瓜漬】
(商品説明)
冬瓜漬は、緑が美しく水分をたっぷりと含んだ光沢のある冬瓜を使用しています。小さく切りお茶請けに最適です。冷凍庫で冷やして頂きますと一層美味しく頂けます。保存料・添加物は一切使用していませんので、風味をそこなわないようお早めにお召し上がりください。

「きっぱん」は八等分に切り分けてと書いてありましたが、かたくて周りの砂糖が取れてしまい、細かく切るのは難しかったです。笑

中はモチッと歯応えがありつつ歯切れの良い食感、意外と酸味よりも苦味が際立ち、爽やかな香りと上品な甘さが広がります。

「冬瓜漬」は周りがカリッとジョリジョリで、中は冬瓜ならではのシャクッとした繊維質、そしてまるでべっこう飴のようなコクのある甘さの糖蜜がジュワッと溢れ、色んな意味で衝撃的。

正直、冬瓜と聞くとあまり美味しいイメージが湧かなかったのですが、これかなり好みです。

今回はノーマルタイプしか購入しなかったのですが、冬瓜漬は季節限定の味や、シークヮーサー味、ラム酒味、チョコに入ったものなどバリエーションがあるので、次回は色んな種類を買って帰りたいと思います。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

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謝花きっぱん店

098-867-3687

沖縄県那覇市松尾1-5-14 松尾消防署通り

https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47005316/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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