訪問日:2025年9月27日(土)
茨城名物『しらす』
茨城県が全国的にも上位の水揚げ量を誇る、主にカタクチイワシやマイワシなどイワシ類の稚魚である「しらす」。
獲れた時は半透明ですが、茹でると白くなること「白子(しらす)」が名前の由来といわれています。
「しらす」は黒潮に乗って茨城県沿岸にやってくるため、県内の全ての漁協で水揚げされている、県を代表する魚介類の一つ。
特に漁獲量が多いのが北茨城市、日立市、大洗町、鹿嶋市など。
茨城県海面漁業調整規則によると、しらすの禁漁期間は1月1日から2月10日まで。
旬の時期は9月~10月で、茨城県の「秋のプライドフィッシュ」に選定されています。
「プライドフィッシュ」とは、全国漁業協同組合連合会が中心となり、各都道府県の漁業協同組合連合会・漁業協同組合が選定する、漁師が選んだ本当においしい魚のこと。
大洗漁港では毎年「大洗しらす祭り」を開催しており(近年は開催なし?)、新鮮なしらすを求めて県内外からたくさんの人が訪れて賑わうそうです。
かあちゃんの店

今回訪れたお店は、茨城県大洗町の大洗漁港近くにある『かあちゃんの店』。
こちらは大洗町漁協が直営するお店で、2010年4月にオープン。
いつも行列が出来るという人気店で、その日の水揚げされた地魚を中心に、刺身やかき揚げ、煮魚の定食などを提供。
中でも大人気メニューというのが、漁港のお店ならではの鮮度抜群の「生しらす丼」。
今回訪れた『かあちゃんの店』の他、裏手には2015年にオープンした「かあちゃんの店 別館」もあるとのこと。
アクセス
『かあちゃんの店』の場所は大洗駅から徒歩28分の距離。
駐車場は大洗漁港駐車場が利用可能。
混雑状況
この日は土曜日、「大洗海上花火大会2025」が開催される日だったので、周辺は大混雑。
こちらのお店も絶対混みまくると確信していたので、今回は開店1時間前の9時頃に到着したところ、既に7人待ち。
30分前には20人くらいの待ち列になり、開店時間にはもう後ろが見えなくて、人数が確認できないレベルに。
私が退店した10時15分頃には外待ち40人くらいになっていたので、やはり早めに来て正解でした。
メニュー・商品ラインアップ



今回は迷わず目当ての『生しらす丼定食』を注文!
感想


【生しらす丼定食】1300円(税込)
生しらすは中心に固まっており、写真だと白ご飯も見えるため、そこまで多くないように見えるかもしれませんが、広げるとかなりの量でたっぷり堪能できます。
ご飯は酢飯ではなく温かい白ご飯で、生しらすはプリュンとほのかな弾力がありつつ、とろけるような柔らかな食感。
力強い旨みにほんのり苦味も相まった味わいで、醤油は甘さや出汁控えめの濃口の味わい。
味噌汁はあら汁で、若干油が浮いたコクのある味わい、骨が多いですがブリっぽい魚のあらの身も楽しめました。
やっぱり美味しい鮮度抜群の生しらす、流石漁協直営店ですね!
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/kaachannomise_official
食べログ
大洗町漁協 かあちゃんの店
029-267-5760
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町東8253-10

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