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寛永3年(1626年)に創業、『身延饅頭(みのぶまんじゅう)』発祥のお店!【甘養亭河喜】(山梨県身延町)

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訪問日:2024年12月6日(金)

目次

身延饅頭(みのぶまんじゅう)とは

山梨県身延町の郷土料理・銘菓として知られる、『身延饅頭(みのぶまんじゅう)』。

小麦粉に醤油や黒糖などを混ぜて練った皮で漉し餡を包み、蒸して作られる直径10cm程度の饅頭で、表面に「みのぶ」と書かれた焼印が押されているのが特徴。

肉類や魚類、酒類などを禁止された日蓮宗の総本山・身延山久遠寺で修行をする僧や参拝者向けの嗜好品として、江戸時代初期に当時の久遠寺法主からの依頼により「甘養亭河喜」の当主が開発したとされています。

主に身延山久遠寺界隈の門前町や、身延駅前のしょうにん通り商店街のお店で販売されているとのこと。

甘養亭河喜

今回訪れたお店が、上述の身延饅頭発祥のお店『甘養亭河喜(かんようていかわき)』。

創業は寛永3年(1626年)、「日蓮宗総本山久遠寺の御用達」として代々御菓子作りを営んできた、400年近くの歴史があるお店。

現在店主は十七代目になるそうです。

身延饅頭は以前別のお店で食べたことがありますが、美味しかったので元祖にも行ってみたいと思い、今回初訪問。

アクセス

場所は身延駅から徒歩1時間くらいと駅からは離れた立地。

駐車場は近くに仲町無料駐車場があったのでそちらを利用しましたが、Googleマップのストリートビューを見ると、店舗横にも駐車場があるようでした。

混雑状況

この日は平日の金曜日、お店には10時20分頃に訪問。

この時先客はおらず私のみでした。

メニュー・商品ラインナップ

目当ての身延饅頭は、小判形で「みのぶ」と書かれた焼印が押されている定番の「元祖みのぶまんじゅう」の他、2018年にリニューアルオープンした際に味と形を時代に合わせて一新し、新たに基幹商品となった小さい丸形の「身延萬寿」がありました。

今回は「元祖みのぶまんじゅう」と、売場の写真には写っていませんが2個入りで販売していた「揚げみのぶまんじゅう」を購入!

感想

【元祖みのぶまんじゅう】100円(税込)

皮はモチッとした食感でコクのある甘さ。

中はサラリとした舌触りのこし餡で、甘さはしっかり効きつつクドさを感じないバランスの良さでした。

【揚げみのぶまんじゅう】1パック250円(税込)

こちらは揚げたてではなく完全に冷めてしまっている状態。

香ばしさはありますが油がペタペタしていて歯応えのあるかための食感。

私は旅行先なのでそのまま食べましたが、これは絶対に温めるべきだと思います。

ちなみに前回は久遠寺にも行ってきましたが、階段を上るのが本当に大変でした。笑

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.kanyoutei.com

食べログ

甘養亭河喜

0556-62-0029

山梨県南巨摩郡身延町身延3678 

https://tabelog.com/yamanashi/A1904/A190402/19002778

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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