訪問日:2023年4月30日(日)
ぬれせんべい発祥の店『柏屋』
千葉県銚子市で誕生し、現在銚子の名産品となっている『ぬれせんべい』。
千葉県銚子市は米と共に醤油の名産地であり、古くから煎餅を作るところが多かったそうです。
『ぬれせんべい』は煎餅の生地を焼いた直後の熱いうちに醤油に浸けて作られる、一般的なせんべいとは異なるモチッとした柔らかな食感が大きな特徴。
発祥のお店は大正4年(1915年)に創業した『柏屋』。
『ぬれせんべい』は柏屋の2代目が考案し、1960年頃から規格外品の「おまけ」として頒布し始め、1963年に商品化したとのこと。
「ぬれせん」は柏屋の登録商標になっているそうですが、他のお店でも「ぬれせんべい」や「ぬれ煎餅」などの名称で販売されています。
今回初めて銚子市を訪れたので、お土産にぬれせんべいを買おうと元祖である『柏屋』へ行ってみることにしました。
アクセス
場所は銚子電鉄「本銚子駅」から徒歩10分の距離。
駐車場は店舗横にありました。
混雑状況
この日は日曜日、お店には13時半頃に訪問。
この時先客はおらず私のみでした。
メニュー・商品ラインナップ
店内は撮影禁止なので商品ラインナップは残せませんでした。
こちらのお店では「ぬれせん」も目当てですが、実は一番食べたかったのが店頭限定品という”賞味期限58秒”の『ゆげたち』。
ゆげたちは1枚100円ですがバラ売りを受け付けていないそうなので、10枚単位で購入するか、ぬれせんなど他の商品10枚以上にゆげたち1枚をセットで購入することが可能のようです。
なので今回はぬれせん10枚1000円(税込)と、ゆげたち1枚100円(税込)を購入。
ぬれせんは中が個包装になっているものは確か1200円だったので、まとめて入っている安い1000円の方を購入。
感想
ゆげたちはついさっきまで焼いていた煎餅を、サッと醤油に浸して袋に入れて渡してもらいました。
もらってからすぐに車に戻り、58秒経つ前に急いで写真を撮って、ゆげたちのみそのまま車内ですぐにいただくことにしました。
手に持つと普通に火傷するくらい熱々の温度、生地はザクバリの食感で、甘さ控えめで濃い醤油の塩気が効いたしょっぱめの味付け、醤油と生地の香ばしさが特に際立つ印象。
時間を正確に計った訳ではないのですが、食べ進めている間に少し湿気たような食感に変化していくのを感じたので、”賞味期限58秒”は確かなのかもしれません。
ぬれせんは旅行から帰ってからいただきました。
しっとり湿気たような食感や、ふにゃっと柔らかなもの、モチモチした弾力のある食感など色々混ざっていて、味は醤油のパンチが効きまくった、舌がビリビリするほどの塩分の強さに驚き。
食べているうちに慣れてきて美味しいと感じましたが、10枚一気に食べるのは判断ミスで少し重たくなりました。笑
説明書を見ると冷凍庫で保存しているうちに塩辛さは徐々に和らぐような感じのことを書いてあったので、一度試してみても良かったかもしれません。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
柏屋米菓手焼本舗
0479-22-0480
千葉県銚子市港町1758番地
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