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山鹿のシンボル不動岩をモチーフにしたスペシャルケーキ『不動のモンブラン』【栗と空】(熊本県山鹿市)

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訪問日:2023年12月2日(土)

目次

西日本一の生産量を誇る熊本県山鹿市

熊本県は栗の栽培が盛んで、その生産量は茨城県に次ぐ全国2位。

中でも県内一の生産量を誇るという山鹿市は「西日本一の生産量を誇る和栗の産地」といわれており、主に鹿北町と菊鹿町で生産されているとのこと。

主な品種は、丹沢、筑波、銀寄、利平、ぽろたんなど、収穫時期は8月下旬から10月。

熊本県での栽培の歴史は古く、細川藩の熊本領物産帳(1735年)には丹波栗、中栗、ササ栗が記されており、鹿北町でも明治以前より栗は木材として栽培され、栗の実は岳間栗、岩野栗という名前で農家の庭先で売られていたそうです。

日清戦争の際は食糧を兼ねて搗栗(かちぐり)を「勝栗」として戦地に送られたそうです。

その後農村更生運動が沸き起こり、農村を豊かにする産物として昭和初期頃から栗栽培が山間部に広がり、菊鹿町では昭和3年頃に有志一家が3haの栗園を換金作物として栽培を開始。

しかし昭和26年~27年に全国的にクリタマバチが発生し、丹波系や大正早生はほとんど枯死したそうです。

昭和36年には農業基本法や果樹振興法が制定され再び栗植栽が盛んになり、菊鹿町では昭和30年後半から40年初期にかけて約50haの集団栗園が完成。

鹿北町でも昭和50年から始まったみかん園の転換事業で栗への改植が多く、現在の面積まで拡大。

「山鹿和栗」として栗のブランド化に向けた取り組みも盛んに行われており、毎年9月の秋分の日に開催される栗をテーマとした食のイベント「あんずの丘マロンフェスタ」や、9~11月に期間限定の和洋栗スイーツを参加協力店舗で提供する「くまもと山鹿和栗スイーツフェア」などが開催されています。

栗と空

今回訪れたのが、熊本県山鹿市菊鹿町の歴史公園鞠智城にあるお店『栗と空』。

2022年4月14日に物産館「長者館」の跡地にオープン。

西日本一の生産量を誇る山鹿市の「栗」のおいしさを、お菓子を通して多くの人に知って欲しいと取り組んでいるお店。

2010年4月にあんずの丘に「山鹿和栗洋菓子店An(杏)」をオープンした「株式会社あんず」が運営しています。

山鹿市の栗スイーツを検索した際に紹介されているのを目にし、とても気になり今回初訪問。

混雑状況

この日は土曜日、お店には15時半頃に訪問。

店内はお客さんも多く、会計にも若干待ち列が出来ていました。

注文後、提供時にはレシートの番号が呼ばれるので受け取りに行くという流れ。

この時私の番号は81番で、注文直後は71番が呼ばれたところ。

大体提供まで15分くらい待ち時間がありました。

メニュー・商品ラインナップ

和菓子も洋菓子も栗を使ったものが多く、栗好きにとってはとても魅力的。

今回は「不動のモンブラン ミニサイズ」を注文!

感想

【不動のモンブラン ミニサイズ】880円(税込)

山鹿のシンボル「不動岩」をモチーフにしたスペシャルケーキとのこと。

一見パフェのようにも見えますが、アイスは入っておらず、マロンクリームに生クリーム、メレンゲ、スポンジ、パイ生地みたいなものが色々入っています。

マロンクリームは密度が高く香り高い栗の味わいが濃厚、ココアパウダーが芳醇でほろ苦く良いアクセントに。

パリパリ、サクサクの香ばしい生地との組み合わせも相性が良く、美味しかったですが、故ブルで少し値段は高めに感じました。

スイーツ堪能後は、せっかくなので観光も楽しみました。

「栗纏い」というスイーツも人気らしいので、こちらは次回の楽しみにしたいと思います。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.kuriandsora.com

食べログ

栗と空

0968-48-2200

熊本県山鹿市菊鹿町米原451-16 

https://tabelog.com/kumamoto/A4303/A430301/43016405

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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