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海上自衛隊のレシピを基にしたカレーが楽しめるご当地グルメ『まいづる海自カレー』!【居食屋 凡愚】(京都府舞鶴市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2025年6月25日(水)

目次

まいづる海自カレー

京都府舞鶴市のご当地グルメとして、2017年8月11日から販売開始された「まいづる海自カレー」。

海上自衛隊では多くの部隊で毎週金曜日の昼食にカレーが食べられており、「まいづる海自カレー」は海上自衛隊舞鶴地方総監部に在籍する艦艇や部隊などで食べられているカレーのレシピを基に、艦長や指令が味見し、認定書を授与されたカレー。

最初は舞鶴市内の飲食店やホテル12店舗で販売開始され、令和7年度は合計16店舗で提供されており、令和7年4月1日から令和8年3月31日までの期間でスタンプラリーも開催。

https://www.maizuru-kaijicurry.com

また、令和7年4月1日からは海上保安庁の各巡視船等でも海上自衛隊と同様に巡視船ごとで違ったカレーのメニューがあることから、各巡視船・海上保安学校の調理担当職員の指導により4種類のカレーレシピの味を再現し、「まいづる海保カレー」として市内の4店舗(お食事処 弁天・御台所 セバル・cafe hana・GORO SKY CAFE nanako)で販売を開始。

この4店舗は「まいづる海自カレー」の認定店舗でもあることから、令和7年4月25日~令和8年3月31日の期間には「海自&海保カレーのあいがけカレー」も提供されているそうです。

そもそも海上自衛隊でカレーが食べられる習慣は、旧日本海軍時代に遡るといわれています。

当時の旧日本海軍は慢性的な栄養不足が原因の脚気(かっけ)に悩まされていたことから、兵食改革を行う必要があり、海軍の給食は洋食化されたとのこと。

中でもイギリス海軍で採用されていたカレーは、栄養が豊富で一度に大量の調理が可能、味も美味しいことから高い評価を受け、全国の海軍にカレーが普及していったそうです。

海軍の給食に取り入れられた正確な時期は定かではないようですが、印刷された日本海軍の最古のカレーレシピといわれているのは、明治41年(1908年)に舞鶴海兵団が発行した教科書「海軍割烹術参考書」に掲載されている「カレイライス」のレシピ。

海上自衛隊で金曜日の昼食にカレーを食べる習慣については、「長く航海している隊員が曜日感覚を忘れないようにするため」という説が有名ですが、これを否定する説もあるとのこと。

元々は土曜の午後が休みになるため、昼食の調理を簡単に済ませる必要があったことからカレーは土曜の昼に食べられており、その後週休二日制が普及して土曜が休日になったため、カレーは金曜の昼食のメニューに。

週末は土曜日ではなく金曜日という観念が定着し、訓練や日課等を加味して金曜日の昼食にカレーを定番料理とする艦艇部隊が増えたからといわれています。

舞鶴の他にも、海上自衛隊の拠点がある地域では「よこすか海軍カレー(神奈川)」、「呉海自カレー(広島)」、「大湊海自カレー(青森)」など、海上自衛隊ゆかりのカレーがご当地グルメ化されています。

居食屋 凡愚

今回訪れたお店は、京都府舞鶴市北田辺の国道27号線沿いにある、「まいづる海自カレー」の提供店の一つ『居食屋 凡愚(ぼんぐ)』。

創業は2004年。

当初はうどんとそばが中心だったそうですが、舞鶴らしさのあるものを提供しようと徐々に海鮮を中心とした地元食材を用いたメニューを増やしていったとのこと。

公式サイトによると、系列店には東舞鶴に「いけす料理 卑弥呼」、福知山に「海鮮 焼き鳥 宴会 ぼんぐ庵」といったお店があるそうです。

こちらのお店では補給艦「ましゅう」の「絶品!コラーゲンたっぷり トロトロ牛すじカレー」を提供しているので、行ってみることにしました。

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