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秩父の郷土料理『小昼飯』の一つ『みそポテト』!【西武秩父駅前温泉 祭の湯 おやつ本舗】(埼玉県秩父市)

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訪問日:2024年10月6日(日)

目次

みそポテトとは

埼玉県秩父市を代表する郷土料理の一つ「みそポテト」。

「みそポテト」は蒸かしたじゃがいもを天ぷらにしたものに、甘めの味噌ダレをかけた料理。

2009年に「第5回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦inちちぶ」で優勝した実績を持ち、それをきっかけに知名度が上がったといわれています。

2015年には秩父市のご当地キャラクターとして「みそぽてと」をイメージした「ポテくまくん」も誕生。

1950年代頃から存在するという証言や、戦前から食されていたなど様々な説があるようで、歴史については定かではないようです。

平地の少ない秩父地方では古くから畑作が行われ、収穫したじゃがいものうち、小ぶりなものをいろりで焼いて味噌ダレを塗って食べたのが「みそポテト」の始まりだといわれています。

農家では農作業の合間、小腹が空いた時に食べる軽食やおやつを「小昼飯(こぢゅうはん)」といい、「みそポテト」もその一つとして食べられてきたとのこと。

秩父地方には様々な「小昼飯」が伝わっており、現在では元々家庭で作られていた「小昼飯」に郷土料理としての価値を見出し、観光客向けにも歴史文化の一端として積極的に紹介する取り組みが行われています。

秩父商工会議所によると、秩父地方の「小昼飯」には「ずりあげ」、「おっきりこみ」、「たらし焼き」、「みそポテト」、「つみっこ」、「つとっこ」、「手打ちそば」、「炭酸まんじゅう」、「ねじ」、「そばまんじゅう」、「みそおでん」、「中津川いも田楽」、「えびし」の13品があるそうです。

西武秩父駅前温泉 祭の湯 おやつ本舗

今回訪れたお店は、埼玉県秩父市の西武秩父駅横にある、お祭りをイメージした複合型温泉施設『西武秩父駅前温泉 祭の湯』。

こちらは「西武レクリエーション株式会社」が運営する施設で、オープンは2017年4月24日。

「西武レクリエーション株式会社」は西武鉄道の観光事業部門が分社化し誕生した会社で1997年に創立。

古くは1930年代から秩父や飯能のハイキングコースの整備などを手がけ、現在はウェルネス・スポーツ事業としてフィットネスクラブ、スケートセンター、テニスコート、屋内スキー場といったスポーツ施設、エンターテインメント事業として温浴施設、関越自動車道上里サービスエリア(下り線)など、多彩なジャンルの運営を行っているとのこと。

『西武秩父駅前温泉 祭の湯』は年間300以上ものお祭りが開催されるという、秩父エリアを象徴する「祭」をデザインコンセプトに、温泉、フードコート、お土産販売店などが併設。

秩父地域の特色を満喫できる、秩父地域観光の新たな拠点となる施設としてオープンしたとのこと。

今回はフードコート内にある、たこ焼き、唐揚げ、ポテトなどの軽食を販売している店舗『おやつ本舗』へ行ってきました。

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日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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