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JAおちいまばりの直売所!郷土料理の『いぎす豆腐』を発見!【さいさいきて屋】(愛媛県今治市)

本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

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訪問日:2025年5月17日(土)

目次

いぎす豆腐とは

愛媛県今治市を中心とした瀬戸内海地方に伝わる郷土料理「いぎす豆腐」。

「いぎす」とは今治市周辺の海岸で7~8月にたくさんとれる、浅い海の岩に生える海藻で、枝状の細い紅藻の一種。

「いぎす豆腐」はいぎすと生の大豆粉をだし汁で煮溶かし、寒天のように固めた料理で、見た目は高野豆腐に似ているのが特徴。

「具入り」と「具なし」の2種類があり、「具入り」はエビや枝豆など(各家庭で様々)を入れて見た目が華やかで、「具なし」は醤油やからし味噌をつけて食べるとのこと。

ひんやりとした舌ざわりで、食欲が出ない暑い夏にも食べやすく、愛媛県の越智・今治地域では、お盆や法事のときによく食べられるそうです。

地元では子どもたちに郷土料理を伝える活動なども行われているそうで、食物繊維の含有率が高くミネラルを多く含むため学校給食でつくられたり、地域のスーパーマーケット等で販売されています。

また長崎県の島原半島の郷土料理である「いぎりす」は「いぎす豆腐」がルーツといわれています。

島原の乱で人口が激減した島原を復興させるため、江戸幕府が行った大規模な移住政策に伴い、四国地方の文化が流入した影響と考えられているそうです。

さいさいきて屋

今回訪れたのは、愛媛県今治市の国道196号線沿いにある『さいさいきて屋』。

こちらはJAおちいまばりが運営する直売所で、最初は平成12年に市内中心部に程近い住宅地にあった30坪ほどの空き事務所を改装してオープン。

『さいさいきて屋』という店名は「再々」と色々な野菜や果物が揃っているという造語「彩菜」をかけて付けられたそうです。

平成14年には郊外にあったAコープを改装して2号店をオープンし、その後も売上げが着実に伸び続けて店舗が手狭になったため、平成19年4月に現在地である国道196号線沿いに移転オープンしたとのこと。

1.6ヘクタールの敷地面積に500坪あまりの直売所と、その直売所に持ち込まれた農林水産物を使った料理が食べられる「彩菜食堂」や「SAISAICAFE」が併設されており、料理教室などを行うことができるキッチンも整備されているそうです。

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