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たっぷりの鶏もつが入った絶品のお好み焼き、三原名物『三原焼き』!【お好み焼 てっちゃん 本店】(広島県三原市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2025年8月2日(土)

目次

三原焼きとは

広島のお好み焼きといえば、生地の中にキャベツや具材を入れた関西の「混ぜ焼きスタイル」とは異なり、生地の上にキャベツや麺、具材をのせる「重ね焼きスタイル」のものが定番。

しかし広島県内でも「三原焼き」、「尾道焼き」、「府中焼き」、「竹原焼き」、「庄原焼き」、「呉焼き」など、地域によって様々なご当地お好み焼きが存在します。

今回訪れた、広島県三原市の名物として知られているのが「三原焼き」。

【三原焼きの特徴】
●具材に「鶏もつ」(レバー、砂ずり、たまひも、キンカンなど)が入る。
●麺入りのお好み焼きを「モダン焼」と呼ぶ。
●お店によってはあらかじめキャベツや麺を焼きそばにし、それを生地の上にのせて焼く。

三原市におけるお好み焼の歴史は古く、戦後まもなく広島市内で一銭洋食からお好み焼きという名前で親しまれだした頃と同じ時期に始まったそうです。

「鶏もつ」入りのお好み焼きは昭和30年代初頭頃から存在していたといわれており、三原市では昔から養鶏が盛んであったため、新鮮な鶏もつが手に入ったこと、豚肉より割安で栄養価が高いことなどが理由と考えられています。

麺入りのお好み焼きのことを「モダン焼」と呼ぶのは関西の文化ですが、これは当時から三原市の産業基板を築いていた「帝人」や「三菱」の関連企業の仕事で、関西からの来客が多かったことが理由といわれています。

素焼きの麺ではなく先にソース焼きそばにして乗せる焼き方になった理由は定かではないようですが、提供スピードのアップや、味の均一化などが理由と考えられているとのこと。

三原市内にはソースを製造している「中間醸造」や、麺類を製造している「まじま製麺」、みはら神明鶏の生産販売をおこなう「鳥徳」などがあり、お好み焼きに必要な材料がすべて地産地消できるといった点も特色だそうです。

「三原焼き」という名前で知られるようになったのは割と最近のことで、地元では当たり前に食べられていたお好み焼きを名物とするため、平成26年には「三原焼き振興会」を設立し、PR活動が行われているとのこと。

鶏もつが入った「三原焼き」は味も食感も独特で、個人的にとても大好きなご当地グルメ。

お好み焼 てっちゃん 本店

今回訪れたお店は、広島県三原市城町にある人気店『お好み焼 てっちゃん 本店』。

2025年8月に確認した時点で、食べログお好み焼きランキングでは激戦区である広島県内全体のランキングで3位という高評価。

また食べログお好み焼き百名店には2019・2022・2023・2024年に選出されています。

創業は昭和38年で、三原市の中で現存するお好み焼屋の中では最も老舗の部類に入るお店とのこと。

公式サイトによると、本店の他にも「隠岐 てっちゃん」、「松江 てっちゃん」、「福山 てっちゃん」、「尾道 てっちゃん」、「大阪 てっちゃん」、「大阪 プラザ」、「東京 竹とんぼ」など各地にグループ店があるようですが、全店で鶏もつ入りの「三原焼き」を提供しているわけではないようです。

今回訪れた『お好み焼 てっちゃん 本店』は2017年に一度行ったことがありますが、個人的に広島のお好み焼きにハマるきっかけになったお気に入りのお店の一つ。

久しぶりの再訪です。

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