訪問日:2025年9月1日(月)
マヨネーズラーメンとは

戦後の闇市がルーツ、高知市のシンボルとして長年愛されてきた「屋台」。

夜になるとグリーンロードを中心に屋台が立ち並び、県内外からたくさんのお客さんが集まり親しまれてきましたが、2024年3月までに高知市からの退去命令で姿を消したとのこと。
本来屋台の営業には道路占用許可などが必要ですが、これまで許可なしでの営業で黙認状態が続いてきたそうです。
現在でも福岡市など条例を制定し、屋台文化が残っている地域はあります。
しかし高知市の屋台では1店舗当たりの規模が大きいため事情が異なることや、移転先などが見つからなかったことから、現在では継続が難しい状況のようです。
廃業した屋台もありますが、一部の屋台は店舗に移って営業を続けており、屋台復活に向けての動きもあるとのこと。
そんな高知の屋台ですが、そのロケーションや賑わいだけでなく、屋台発祥のご当地グルメが存在するのも魅力の一つ。


その代表格が「マヨネーズラーメン」。
その名の通り、マヨネーズをたっぷり入れたラーメンですが、スープに混ぜ込んで白濁したものや、スープの上にトッピングしたものなど、お店によって様々。
同じく屋台発祥である「屋台餃子」は「ひろめ市場」などでも提供されており、特に有名な印象ですが、こちらは正直少しマイナーで、知る人ぞ知るご当地ラーメン。
土佐二刀流

今回訪れたお店は、高知市追手筋にある『土佐二刀流』。
オープンは2019年7月。
「ゆき」という屋台の系列店で、「マヨネーズラーメン」と「屋台餃子」が看板メニュー。
営業時間が22時~翌8時とかなり特殊なので、夜食や朝食にピッタリです。
私は2020年に一度行ったことがあり、今回また「マヨネーズラーメン」が食べたくなったので再訪しました。
アクセス
場所は高知駅から徒歩13分の距離。
駐車場は店舗隣に60分100円のコインパーキングがあります。
混雑状況
この日は日曜日、お店には22時50分頃に訪問。
この時先客は3人で空いていました。
メニュー・商品ラインアップ

ラーメンメニューは醤油、塩、味噌、柚子塩、激辛、ガーリックバター、マヨネーズ、鶏白湯と豊富なラインアップ。
ちなみに人気NO.1メニューはマヨネーズラーメン。
前回は屋台餃子も注文し、とても美味しかったのですが、今回は既に夜に4軒巡った後なので、軽めに『マヨネーズラーメン』のみ注文!
感想

【マヨネーズラーメン】1100円(税込)
まさにマヨネーズ!という印象を受ける白濁したスープ。
味はガツンとマヨネーズが主張し、酸味とコクが相まった独特の味わい。
個人的にはマヨネーズが大好きなのでハマりますが、正直好みが極端に分かれる味だとは思います。笑

麺は瑞々しいツルツルの細麺で、パツッと歯切れの良い食感。
具材にはチャーシュー、もやし、ネギ、メンマとオーソドックス。
チャーシューは少し甘辛の味付けで、程良い脂身が付いたタイプ。
久しぶりに食べましたが、なかなか他にはない中毒性のある味、高知に来たらこれが恋しくなりますね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/nitouryu.mnu/?utm_source=chatgpt.com
食べログ
土佐 二刀流
088-802-6218
高知県高知市追手筋1-8-19 相互ビル 1F
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