訪問日:2025年5月6日(火)
鳥取砂丘会館

鳥取県を代表する観光地「鳥取砂丘」のすぐそばにある大型ドライブイン『鳥取砂丘会館』。
創業は昭和37年(1962年)。
らっきょう、二十世紀梨をはじめとした鳥取の名産品を取り揃えた売店や、日本海の海鮮、鳥取牛を使った料理を楽しめるレストランなどが併設されており、大型バス30台・乗用車150台分収容可能な無料大型駐車場も完備。
鳥取砂丘観光の際にとても便利な施設で、私も以前お土産購入や二十世紀梨ソフトクリームを食べたりとお世話になっております。

今回は鳥取砂丘や砂の美術館で観光を堪能し、『鳥取砂丘会館』で初めてレストランを利用することにしました。
アクセス
混雑状況
この日は平日の水曜日、お店には11時20分頃に訪問。
この時レストランは客入り3~4割くらいで待ち時間無く入れました。
メニュー・商品ラインアップ









今回は事前に公式サイトを確認して気になっていた「鳥取県境港サーモン丼」1800円(税込)を食べたかったのですが、実際の店舗のメニューでは「サーモン丼」1900円(税込)で、名前と値段が若干異なりました。

しかしメニュー写真が全く同じと思われるので、多分「鳥取県境港サーモン丼」だと思い、『サーモン丼』を注文!
感想


【サーモン丼】1900円(税込)
境港サーモンとは
その名の通り鳥取県境港の弓ヶ浜沖で養殖されているブランドサーモンで、魚種としては「ギンザケ」になります。
「境港サーモン」が誕生したきっかけは東日本大震災。
元々は宮城県女川(おながわ)町で㈱ニッスイがギンザケ養殖を行っていたところ、震災被害により工場や事務所が全壊したため、グループ企業があった鳥取県境港市へ移転し、養殖から加工まで一貫生産を行う「弓ヶ浜水産株式会社」を設立したとのこと。
「境港サーモン」は稚魚の期間の約1年は大山と蒜山の清浄な伏流水で育ち、その後日本海弓ヶ浜沖の美保湾で約6か月ほどの期間育てられます。
日本海の早い潮流で育ったギンザケは運動量が多く、脂が適度に乗り、身が締まっているのが特徴とのこと。
冷凍品は通年で流通しているようですが、生鮮品は水揚げされる3月下旬~5月中旬頃に限られるようです。
サーモンの身は重なっているのでわかりにくいですが、広げればメニュー写真のように一面覆いつくすほど十分な量があります。
ご飯は酢飯ではなく温かい白ご飯。
モッチリと柔らかな食感で、程良い脂が乗った上品な味わい、旨味が利いた出汁醤油も相性抜群です。
いくらも濃厚で良いアクセントになり、とても美味しいサーモン丼でした。
値段は安いというわけではないのですが、観光地からのアクセス抜群で美味しい魚が楽しめるのは良かったです。

ちなみにこちらの店舗の隣には、まるで海に向かう階段のような独特な形状に、鳥取砂丘や日本海を見渡せるオープンテラスを設けた、オシャレ映えスポットの「タカハマカフェ」があります。
こちらは『砂丘会館』の60周年の記念事業として2022年にオープンしたお店で、設計は国立競技場などで知られる著名建築家の隈研吾氏が手掛けているとのこと。
次回の鳥取旅行ではこちらのお店にも行ってみたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
鳥取砂丘にいちばん近いドライブインレストラン砂丘会館
0857-22-6835
鳥取県鳥取市福部町湯山2164
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